直虎

いつ見切りを付けようかと思いつつ、他チャンネルも面白くないのでだらだら見続けている。

 

NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」。高橋一生演じる政次が頑張っていたあたりは「ドラマ」としてそれなりに面白くて、不本意ながらわくわくして見てしまったが、あの壮絶な最期のあとはまた元どおりの、歴史ドラマを逸脱したメロメロコメディードラマに戻ってしまった。

 

そもそも戦国時代あたりを描くのだから事細かな事情や生活は不明で、それを想像し、肉付けしながら歴史の本流を描くのが「大河ドラマ」の「大河」たる所以であり醍醐味だと思う。井伊という小領主を扱うとあっては想像の部分が大半を占めるのは当然のことなのだが、支流にスポットを当てすぎるあまり、本流をいい加減に扱うのはやめてほしい。

 

いや、もっともらしい批判はやめにしよう。私は大の信玄贔屓である。あの武田信玄の描写はあまりにひどい。松平健演じるあの信玄はただのバカ殿である。北条氏康の弔報が届いたときのあのバカ踊り、ふざけるな!と言いたい。あの時代を描いてきた歴代大河では、信玄はライバル氏康の死を悼み、謙信は好敵手信玄の死に落胆し、かの信長でさえ、信玄死すの知らせに安堵すれども、小躍りなどしなかった。それが武士道であり、古き良き日本の美徳であったと思う。そんな日本の伝統を伝えるのも映像芸術の大切な役割のはず。信玄をあんな描き方をするとは悪ふざけにもほどがある。山梨県人、全国の信玄贔屓を始め、日本中の歴史ファンが怒っているに違いない。

 

一昨日は三方原の戦いのはずだったが、命かながら城に逃げ帰った家康が脱糞し、爪をかむという有名な一場面だけでさらりと終わらせてしまった。今回の主人公の側に立ってみれば、武田圧勝の合戦の様子を(番組制作費をはたいて)描けとは言わないが、家康は後年信玄を尊敬し、軍政民政に武田流を取り入れてきたのは歴史上の事実である。家康だってあんな描き方をされては不本意だろう。そういうところを「忖度」しながら大河ドラマを作ってほしい。

 


台風通過

真夜中2時頃から明け方までもの凄い風雨が続いた。雨戸ががたがたと鳴り続けるし、庭のバラが気になるしでよく眠れなかった。今日が休日でありがたい。

 

雨戸を開けて恐る恐る庭を見てみると・・・

ざっと見渡したところ、ステムが折れたのは上の一本だけのようだ。

 

今年の台風はこれで打ち止めにしてほしいものだ。

 

これは昨日のうちに避難したバラたち。

 


台風18号接近中

せっかくの三連休だというのに大型台風が接近中だ。

 

昨日はまだ生っているミニトマトやキュウリを収穫し、ブラブラしているつるバラのシュートを固定したり、吹き飛ばされそうな庭道具を片付けたり、大急ぎで台風に備えた。

 

8月27日に剪定したバラがもうこんなに伸びている。

以前、台風を前に支柱で固定したところ、新梢のてっぺんや葉の柔らかい部分だけ吹き飛ばされた苦い経験があるので、HTやFLは支柱を施さず、自然に任せることにした。枝と枝が擦れ合ってダメージは受けるものの、吹き飛ばされてゼロになるよりはましだ。

 

こちらは10月下旬のバラ展に合わせ(たつもりで)、9月3日に剪定したHT。

たった一週間の違いで、生長にこれだけ違いがあるのだから秋の剪定時期は大事だ。これくらいの長さなら強風で被害を受けることもないだろう。

 

ところで、接近中の台風18号のアジア名は「タリム」。フィリピンの命名で「鋭い刃先」という意味だそうだ。

 

ハリケーンにはアルファベット順に人名(男女同権の立場から1979年以降、男女の名が交互に使用されている)が付けられているが、台風に名前が付いているのは、恥ずかしながら今回初めて知った。

 

気象庁の公式サイトによると「北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることに」なったそうである。

 

カンボジア命名の「ダムレイ」(意味は「象」)からベトナム命名の「サオラー」(ベトナムレイヨウ、ウシ科の動物)まで140の名前リストがあり、上から順番に使っていくのだそうだ。ちなみに日本命名は「テンビン」「ヤギ」「ウサギ」「カジキ」「カンムリ」「クジラ」「コグマ」「コンパス」「トカゲ」「ハト」の10個で、星座から取っている。リストを数えてみると「台風ハト」は今年の13号だったようだ。「ポッポッポッと『台風ハト』が接近中です」・・・なんて、ちょっと拍子抜けしないでもない。

 

「タリム」はリストの136番目。「鋭い刃先」だなんて恐ろしい名前だ。どうか日本中を傷つけずに通り過ぎてほしいものだ。


彼岸花

今年も彼岸花が咲いた。

 

毎年計ったように秋の彼岸に開花するが、今年は夏からの天候不順のせいで体内時計がやや狂ったのだろうか、ちょっとフライング気味だ。

 

この花、名前持ち(?)で、洋名のリコリス、彼岸花(ヒガンバナ)、曼珠沙華(マンジュシャゲ、カンジュシャカ)、剃刀花(カミソリバナ。花弁がかみそりに似ていることから)の他に、死人花(シビトバナ)、幽霊花(ユウレイバナ)、地獄花(ジゴクバナ)、毒花(ドクバナ)などとちょっと気の毒な名前まで付けられている。彼岸花は有毒なので、モグラやネズミの忌避に墓地に植えられた。夏までは影も形もないのに彼岸が近づくと妖怪の舌のようにヒュルヒュルと茎を伸ばし、地獄の炎のような花を咲かせることからのあだ名だろう。

 

ちなみに花が終わるとスイセンのような葉が伸びてきて春まで光合成を行うと球根を残して枯れてしまう。葉と花が同時に出ないので「葉見ず花見ず」とも言われる。これは先週の「趣味の園芸」で得たミニ知識。

 

学名はLycoris radiata(リコリス・ラジアータ)。リコリスはギリシャ神話の海の女神たちレネイドの一人の名。"radiata"は放射相称動植物のことで、英語に"radiate"(放射する、放射状の)という単語がある。

 

真上から見ると・・・

なるほど、radiateしている。秋の庭を彩る花火のようだ。

 

 

子供の頃に墓地で見た印象が強すぎて、おまけに「毒があるから触っちゃだめ」と言われたことが耳にこびりついていて、若い頃は彼岸花が嫌いだった。今の家を中古で買った時、前の所有者が好きだったのか、モグラ忌避のために植えたのか、庭のあちこちに彼岸花が群生していて、片っ端から抜きまくった。今咲いているのはその生き残りだ。

 

 

この年齢になってようやく審美眼が備わってきたのか、毎年秋の開花が楽しみになった。生き残ってくれてありがとう。


藍の花

庭の藍の花が見頃を迎えている。

 

先日もご紹介した軽井沢のドライフラワーショップ「野ばら」のおばちゃんから、「持ってく? こぼれ種で増えるのよ」とずいぶん前にもらって来た幼苗から爆発的に増えた。

 

秋バラの開花までちょっと寂しい庭を彩ってくれている。ドライフラワーにすると、葉が藍色に変わってとてもきれいだ。


2017年夏の小旅行(10)〜峠の湯〜

軽井沢からは国道18号線の旧道を通り、妙義松井田ICで上信越道に乗るのがお決まりのコース。軽井沢から東京方面へは上信越自動車道碓氷軽井沢ICを利用するのが一般的ですが、軽井沢駅方面から碓氷軽井沢ICに抜ける道は、季節にもよりますが途中に人気アウトレットもあってしばしば大渋滞します。国道18号の旧道を通れば軽井沢駅前から約30分で妙義松井田ICに到着です。途中、「めがね橋」や坂本宿などの見どころもあって快適なドライブを楽しめます。ただし、碓氷峠は標高差962m、道幅が狭い上に184ヶ所のカーブがあります。運転にあまり自信のない方や車酔いしやすい人が同乗している場合、そして悪天候のときはお勧めできません。

 

キツネに出会ったりしながら20分程で、峠を下りきったところにある「峠の湯」に到着。軽井沢のドライフラワーショップ「野ばら」のおばちゃんに頂いた割引券もあることだし、仕上げのひと風呂を浴びることにした次第です。

 

2001年にオープンした日帰り入浴施設で、レンガ造りのおしゃれな外観は旧信越本線の碓氷第三橋梁(通称「めがね橋」)をモチーフにしています。

 

夏休みも終わりに近づいた月曜日の夕暮れ時だったので、浴場はほぼ貸切り状態。

泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。加温循環式ですが、ヌルスベ感のあるいい湯です。

 

食事処で山菜蕎麦を食べて、これにて2017年夏の小旅行はお開きとなりました。


2017年夏の小旅行(9)〜軽井沢・ドライフラワーショップ野ばら〜

小旅行も大詰め。今年もドライフラワーショップ「野ばら」にお邪魔しました。これから一年間家のあちこちに飾るドライフラワーの購入と我々とは親ほど年の差があるおばちゃんたちにお会いするのが目的です。

 

 

「野ばら」さんご姉妹がここにドライフラワー店を開いて30数年。25年前にふと立ち寄って以来、長いお付き合いです。

 

 

店内に所狭しと並ぶドライフラワーは、蓼科の契約農家で栽培した花やご店主が野山に分け入って採ってきた草花を手間暇かけて乾燥させたもの。全国あちらこちらでドライフラワーを見てきましたが、「野ばら」はピカイチです。ご姉妹手作りのリースや壁掛けもセンスが光ります。

 

 

この夏、お姉さんは地元(名古屋)の自治会の役員になってしまい、軽井沢に来られなかったとのことで、お会いできず残念でした。妹さんお一人で忙しそう。「近ければお手伝いに来たいんだけど」とやなぎ妻。

 

「帰りに寄ってらっしゃいよ」と「峠の湯」の割引券を頂いてお別れ。また来ます。

 

場所はJR軽井沢駅から旧軽井沢に向かって徒歩5分。東雲交差点を雲場池方面に左折してすぐ、中華料理店の隣です。旧軽井沢からでも歩いて12〜13分ほどです。

 

【所在地】長野県軽井沢町軽井沢東25
【電  話】 0267(42)1448
【営業時間】9:30〜18:00(夏期は9:00〜19:00) 不定休(夏期無休)、11月下旬〜4月下旬は休業


2017年夏の小旅行(8)〜万平ホテル・ロイヤルミルクティーの優雅なかき氷〜

楽しみにしていた夏の小旅行も最終日。草津温泉からは軽井沢経由で帰ることにしました。

 

お目当てのひとつが万平ホテル・カフェテラスの「ロイヤルミルクティーの優雅なかき氷」。

 

 

ちょうど昼食時だったのでまずはミックスサンドとグリルサンドを注文。

いつもながら美味しい。でもどちらか一つにしておけばよかった・・・と後悔したのはこのあとのこと。

 

お待ちかねの「ロイヤルミルクティーの優雅なかき氷」が来ました。

天然氷のかき氷に、ジョンレノンが愛した万平ホテルのロイヤルミルクティーがたっぷり。

 

実は天然氷のかき氷を食べたことがなく、それが今回食べに訪れた大きな理由ですが・・・いや〜、初めての食感。秩父の某かき氷屋は3時間待つとテレビでやっていましたが、なるほどかき氷の概念が変わりました。美味しい!

 

崩さないように、崩さないように、慎重に食べていくと(こぼしてしまいましたが)、中には大きなアイスクリームが潜んでいました。1,200円だけのことはあります。

それにしても、デカすぎ! お腹パンパン。二人で一つにしておけばよかった・・・。


2017年夏の小旅行(7)〜応徳温泉・くつろぎの湯〜

北軽井沢から草津の隠れ家に帰る途中、ちょっと回り道をしてお気に入りの日帰り入浴施設、応徳温泉・くつろぎの湯に行きました。

 

応徳温泉は中之条町小雨地区(旧六合村小雨)にある道の駅・六合に隣接しています。

 

応徳年間(1084〜86)に発見されたという歴史ある温泉で、古くから地元の人々が農作業の疲れを癒やす湯として大切にされてきました。

 

湯舟は男女別に内湯が一つずつあるだけですが、表通りの国道に案内板もないのであまり知られることもなく、地元の方が銭湯代りに利用するので時間帯にもよりますが、今まで訪れたうち同席(同湯?)した最高は3人。たいていは貸切り状態です。今回もひとり。

 

もちろん源泉かけ流し。泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉。硫黄香が漂い、葛湯のようにわずかに白濁した湯は実に柔らかな肌触りで泉温も程良い極上の湯。

 

入浴料は400円。こんな温泉が近所にあったら間違いなく毎日通います。決してメジャーになってほしくない隠れた名湯です。

 

う〜ん、まんだむ・・・


2017年夏の小旅行(6)〜旧草軽電鉄「北軽井沢」駅舎〜

すぎもとから草津の隠れ家に「帰って」のんびり過ごした翌日、いつもは通り過ぎるだけの北軽井沢に20年ぶりに行ってみました。草津温泉から軽井沢までは車で1時間半弱。北軽井沢はそのほぼ中間地点にあって40分くらいで到着です。ちなみに軽井沢は長野県ですが、北軽井沢は群馬県。住所は群馬県吾妻郡長野原町大字北軽井沢です。

 

下の写真、何だかお分かりになるでしょうか。

かつて軽井沢〜草津温泉間を走っていた草軽電鉄の「北軽井沢」駅舎です。新軽井沢〜草津温泉間が全線開通したのは1926年(大正15)のこと。全長55.5kmを3時間半かけて走ったそうです。旅客輸送とともに、材木や硫黄などの貨物を運んでいました。昭和21年には46万人という乗客を記録したこともありましたが、台風による被害と自動車輸送の発展によって1946年(昭和21)に廃線となりました。線路や駅舎が次々と姿を消していきましたが、唯一現存しているのがこの「北軽井沢」駅舎です。

 

 

北軽井沢駅は新軽井沢駅〜草津温泉駅間に22あった駅の中間地点にあり、開通当初は「地蔵川停車場」という名称でしたが、1928年(昭和3)に法政大学村が開村し、同大学が駅舎を新築して寄付して駅名を「北軽井沢駅」と改めました。長野の善光寺をモチーフにしたといわれる屋根と格子状の洋風窓を組み合わせた和洋折衷の駅舎で、正面玄関の欄間には駅舎を寄付した法政大学のイニシャル「H」の文字がデザイン化されて白く並んでいます。法政大学関係者の方、必見ですよ!

 

2007年(平成18)に国の登録有形文化財に指定され、駅舎の中には草軽電鉄にゆかりのあるものが展示されています。

上の写真は旧草軽電鉄の電気機関車「デキ12形」。パンタグラフが高く、角を立てたカブトムシに似ていることから「カブトムシ」の愛称で親しまれたそうです。浅間山を背に走る勇姿はまさに高原列車です。

 

駅舎の敷地内にその「カブトムシ」の実物大木製模型が飾られています。2010年(平成22)に出来たそうですから、前回訪れた20年前には当然なく、今回見ることが出来て感激です。

 

 

この小さな体で、標高940mの新軽井沢駅から1,100mの浅間高原(ちょうど北軽井沢あたり)を上り、今度は780mの吾妻川流域まで下って、また1,200mの草津温泉まで上ったのですから大したものです。乗客も3時間半の列車の旅、お疲れ様でした。

 

駅のホームに地元からのすてきなプレゼントがありました。シラカバ、ナラ、モミジ、ヤマザクラ、カラマツ、エンジュ・・・様々な木の切れ端が置いてあり、自由に持って行ってくださいとのこと。ドライフラワーを付けて壁飾りにしたりしていろいろ遊べそうです。

いくつか頂いて帰りました。

 

国道沿いのパターゴルフを併設しているレストランでランチ。

 

北軽井沢、のんびりできました

 

 



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