大相撲春場所

大相撲春場所が無観客で始まって7日、呼び出しや行司の声がクリアに響きわたり、力士の息づかいまで聞こえるテレビ桟敷にも少しだけなれてきた。

力水も神事なので、水なしで行われている。

初日の挨拶で八角理事長が「古来から力士の四股は邪悪なものを土の下に押し込む力があると言われてきました」と言っていたが、テレビを通してはっきりと聞こえる力士たちの力強い四股で、千秋楽を迎える頃には新型コロナウイルスが地中深く押し込められることを願うばかりだ。


アンズ開花

ぽかぽか陽気に誘われて、我が家のアンズが開花した。

例年より5日ほど早い開花だと思う。

クロッカスも咲いたのに

明日はまた冷たい雨の予報だ。


斎藤道三

全国の大河ドラマファンの皆さん、『麒麟がくる』はどうでしょうか?

 

去年日曜午後8時をつまらなく過ごした私は、大好きな戦国時代ということもあって、水を得た魚? 血に飢えた蚊? 雨に喜ぶスナゴケ?(わかりますか?)・・・そんなたとえはよいとして、役者の台詞一言一句を聞き漏らすまいと、食い入るように見ております。

 

ところで一昨日のNHKBSプレミアム「英雄たちの選択」は大河のあやかりで(同じNHKなので「あやかり」ではないか)、斎藤道三を取り上げていた。

なんと、斎藤道三は親子二人がかりで美濃を乗っ取ったという新説があるのだそうな。

本木くんが「油売りをしていた父が」云々のようなことを言っていて、「おいおい、油を売っていたのはあんたじゃなかったの?!」と頭が混乱していたのだが、本木道三のあの言葉は新説に基づいていたということか・・・。

歴史というのは新たな資料が発見されるたびに「史実」と言われていたものが変わる。だから面白いのだ。昔、『国盗り物語』で平幹二朗さんが「とうとうたらり、とうたらり」と油売りをしていたのは実は父親だったとは・・・。余談ですが、あの時帰蝶(濃姫)を演じていた松坂慶子さんもきれいだったが、今回急きょ代役となった川口春菜さんもいいじゃないですか(とやなぎ妻も賞賛)。

 

いやあ〜、明後日が待ち遠しい。


東光

今宵は東光純米吟醸原酒((株)小嶋総本店・山形県米沢市)。

久しぶりの「東光」なので投稿した。

程良い酸味とコク、そして原酒ならではのまったり感。やなぎ妻も「おかわり」「おかわり」と言うのであっという間になくなりそうだ。


2020年3月3日

 

今日はひな祭り。

 

そして当サイト「ばらと温泉と日本酒ラベル」の開設記念日。


3月1日

2020年も1月は行き、2月は逃げ、3月になった。

 

庭のクリスマスローズが開花真っ盛りだ。

我が家では2種類育てている。

クリスマスローズといっても、もちろんバラではなく、寒さが早く訪れるイギリスやドイツで、あるいはそのような環境で特殊栽培した場合はクリスマスの時期に咲くが、日本で露地栽培した場合は1月下旬〜3月が開花期だ。

3月もあっという間に去りそうだが、3月が去る前にとっととコロナが去ってほしいものだ。


2月29日

今日、4年に一度の2月29日。

 

元同僚の結婚式&披露宴に行ってきた。

 

新型コロナでお二人はぎりぎりまで開催を迷っていたが、素晴らしい式で参列者一同楽しいひとときを過ごすことができた。

末永くお幸せに。


将門公ゆかりの地を訪ねて(20)〜板東郷土館ミューズ(茨城県板東市山)〜

連載「将門公ゆかりの地を訪ねて」を毎日楽しみに待っていてくださる皆さん、今回はいよいよ将門公はどこに王城を建設しようとしたのかを書きたいと思う。

 

だがその前に、ネタ元を明かしておかなければならない。

 

昨年ブログを書いていて曲がりなりにも将門公を語るからには「将門記」を読まなくてはならないと思い調べていたら、坂東市が平成28年に漢文に読み下し文と現代語訳を加えた「坂東市本将門記」巻子本を作成し、合わせて読み下し文と現代語訳、さらに注釈を付けた「坂東市本将門記 現代語訳」を刊行したことを知った。発行元の坂東市立資料館(板東郷土館ミューズ)に問い合わせたところ、まだ残部があるとのことなので早速訪れた次第。

板東郷土館ミューズでは十数年間隔で平将門企画展を開催しているそうで、次回やる時には是非案内状を送ってほしいとお願いしておいた。

今年の2月14日から書き始めた「将門公ゆかりの地を訪ねて」の坂東市編は「坂東市本将門記 現代語訳」と板東郷土館ミューズの過去2回の将門展冊子を参考にしていることをお断りしておきたい。

 

さて、将門公が築こうとした王城の地を語るには、当時の地形と行政区分を確認しなければならない。

これが当時の板東八ヵ国(「坂東市本将門記 現代語訳」より)。一番上から時計回りに、下野国(しもつけ・国府は現在の栃木県栃木市)、常陸国(ひたち・国府は現在の茨城県石岡市)、下総国(しもうさ・国府は現在の千葉県市川市)、上総国(かずさ・国府は現在の千葉県市原市)、安房国(あわ・国府は現在の千葉県館山市)、相模国(さがみ・国府は現在の神奈川県海老名市?小田原市?平塚市?大磯町?)、武蔵国(むさし・国府は現在の東京都府中市)、上野国(かみつけ/こうずけ・国府は現在の群馬県前橋市か)。

 

<下総+上総+安房=だいたい現在の千葉県>なのだが(どうして地図の上(北)が下総で下(南)が上総なのかについてはまた別の機会で)、チーバくんの鼻が上に腫れ上がっているのにお気づきだろうか。ちなみにチーバくんというのは千葉県のマスコットキャラクターで千葉県の形をしている。鼻先から耳にかけての頭部のラインが茨城県境になっている利根川ということになる。

(千葉県公式サイトより)

ご存じのように、江戸幕府による付け替え工事(「いわゆる利根川東遷」)で犬吠埼から太平洋に流れ出るようになる以前、利根川は東京湾に注いでいた。したがって下総と常陸の国境は利根川ではなく、香取の海(霞ヶ浦、印旛沼、手賀沼を含んだ内海)に注ぎ込む小貝川と鬼怒川だった。

(板東郷土館ミューズ板東市本将門記企画展のパンフレットより)

(「坂東市本将門記現代語訳」より)

現在の地図と見比べてみてほしい。

 

ざっくり言うと現在の茨城県坂東市、常総市、守谷市、取手市南部は下総国に属していた。そしてその地域(将門の時代でいうと猿島郡、豊田郡、相馬郡。相馬郡は千葉県我孫子市と柏市の北東部を含む)こそが父良将から将門が受け継いだ本拠地であり、その相続を巡って伯父たちと争い(当時は兄弟相続から長子相続への転換期だった)、ついには天慶の乱へと発展した場所なのだ。

 

だいぶ前置きが長くなったが、「王城を下総国の亭南に建つべし。兼て檥橋(ウキハシ)を以て号して京の山崎と為、相馬の郡大井の津を以て京の大津と為(セ)む」を読み解くには最低限必要な知識だ。

 

この王城建設宣言をしたのは天慶2年12月19日上野の国府においてのこと。上野国から見て「下総国の亭南」と言っている。その後で「相馬の郡」と言っているのだから文脈上「亭南」は相馬郡ではないということになる。

 

上の写真は以前ご紹介した柏市大井の「王城の地」とされる場所。ここは相馬郡なので残念ながらおそらくここではない。


では「亭南」とはどこかだが、昔から学者さん方が探してわからないのだから地名ではないだろう。とすると「亭の南」ということになり、「亭」とはどこ?ということになる。「亭」を漢和辞典で調べるとあずまや、簡素な建物、物見台とある。同じ読みの「邸」はやしき、大きな家で、高級官吏の豪邸を指した言葉のようだ。石井(岩井)の営所は将門の館もあったのだろうが、兵士の駐屯地であり、物見台もあったことだろう・・・とここまで書いてこじつけが過ぎることに我ながら苦笑してしまった。

 

結論として王城建設の地は坂東市岩井の島広山(石井営所跡)、それも「九重の桜」あたりということでいいのではないかと思う。九重の桜は島広山の真南200mほどの所にある。猿島郡主平守明が祖先と仰ぐ将門公の夢の地に御所の桜を植えた。将門公の死から500年近く経ったその当時、地元ではすでに王城建設の地と伝えられていたに違いない。

結局は情緒的な推測になってしまったが、一応の結論としたい。

 

ということでシリーズ第2弾はここまで。第3弾をお楽しみに!


将門公ゆかりの地を訪ねて(19)〜九重の桜(茨城県板東市岩井)〜

島広山・石井営所跡の近くに「九重(ここのえ)の桜」という史跡名勝がある。「石井の井戸」と同じように台地の縁が田んぼに突き出したような地形だ。

訪れた2019年4月7日、周辺のソメイヨシノは満開だったが、ここの九重(ちょっと韻を踏んでみた)の桜はまだつぼみが堅かった。かなりの遅咲きらしい。

ここにも石造りの立派な案内板があるので、そのまま転記させていただく。

 

九重というのは「王宮」「皇居」を表す言葉で、むかし中国の王城の門は、九重につくるならわしであり、それから生まれたものである。伝えよると、この桜は、京都御所の「紫宸殿」前の桜を株わけし、将門公ゆかりの地に植えたものといわれ、もと十数株群生していて、春になると単弁の白花が咲いて美しく、遠望すると白雲のようであったという。

 

株分けして植えたのか主語がないが、将門自身という説と猿島郡主平守明という説がある。での宮仕えに辟易した将門公がわざわざ忌まわしい記憶を持ち帰るとは考えにくく、ここは将門の末裔といわれる守明が偉大な先祖が王城を築こうとしたこの地に御所の桜を植えてその霊を慰めたのだと考えれば心情的にもすっきりする。

 

王城の地については「将門記」に次のような記述がある。天慶2年12月15日に上野国府を手中に収め、同月19日に新皇就任を宣言し板東8国の国司を任命したときのことである。

 

「王城を下総国の亭南に建つべし。兼ねて檥橋(ウキハシ)を以て号して京の山崎を為、相馬の郡大井の津を以て京の大津と為(セ)む。」(読み下し文:坂東市本将門記)

 

京の都を写そうとしていることがわかる。「檥橋」は比定地はいくつかあるらしいが不明。「大井の津」は当ブログでも紹介した手賀沼湖畔の柏市大井が有力候補。問題の王城だが・・・

 

これを語り始めると長くなるので、続きは次回に。


信濃路

95歳で亡くなった伯父の告別式に出席するために一人、長野市に行ってきた。

 

上信越道東部湯の丸SAで小休止してネクタイを締める。ここまで来れば式場まであと30分だ。それにしてもこの冬は雪がない。写真は上信国境の湯ノ丸スキー場のある山だが雪は皆無。暖冬は体こそ楽だが決して喜べない。

告別式とお斎が午後の遅い時間だったので従兄がロイヤルホテル長野(旧信州松代ロイヤルホテル)に部屋を取ってくれた。

昨秋の台風による千曲川の氾濫ではホテルの入口手前まで水に浸かったそうだ。

昨夜着いたときは真っ暗で見えなかったが、翌朝起きると部屋の窓の正面に皆神山が見えた。標高659m、松代の街からの比高は280mほどの山だ。この山にまつわるエピソードが面白く、これについては2012年8月11日に記事を書いているので転載する。

「1960年代半ばから5年にわたって続いた松代群発地震の震源は皆神山の直下だった。子供の頃、松代の伯母の家に行くと頻繁に揺れて怖かった記憶がある。遡って太平洋戦争末期には大本営移転計画があり、皆神山周辺に多くの地下壕が掘られた。これもまた子供の頃、教師をしていた従兄(といっても親ほど年が離れているが)に連れられて地下壕を見学した。75%ほど完成していたらしい。

さらに面白いのは「皆神山古代ピラミッド説」だ。この山は人工的に造られたのだという。周辺と地質が違うらしい。事実、大本営移転計画では当初天皇御座所は皆神山に建設予定だったが、地盤が弱いために変更されている。中腹には天照大神を祭った岩戸神社があって、ピラミッドの入口ではないかとされる「天の岩戸」がある。「皆神山」という名称自体、八百万の神が集う所を意味し、古事記に描かれている神話の世界の中心がこの松代周辺ではないかという説まで飛び出している。大本営移転ともなると当然さまざまな調査が行われたにちがいない。地理的な条件の他にそうした神話性も考慮されたというのは考え過ぎか。

皆神山では低重力域が確認されている。地下が空洞になっていると推測され、山の頂がくぼんだ形になっているのは空洞が崩落して陥没したためとも言われている。では皆神山ピラミッド造営目的は何かというと、地球上の各地や宇宙空間への航行基地として造られたというから雄大かつややこしい。」

 

ロイヤルホテル長野の大浴場も温泉だが、松代に来て加賀井温泉一陽館に入らない手はない。温泉好きだった伯父の供養と心の中で言い訳をして入浴。

加賀井温泉はこれが3度目。入浴料400円を受付の箱に入れていると朝食中のご主人が奥から声をかけてきた。

「初めてかな?」

「いいえ、3度目です」

「そうかい、そうかい。ありがとう、ごゆっくり」

『初めて』だと案内されながら長い説明を聞くことになる。ご主人はおいくつになったのだろうか。お元気そうでなによりだった。

加賀井温泉についてはこちらをご覧下さい→ 加賀井温泉一陽館

 

長野に来たらやはり善光寺にお参りしないと。

国宝善光寺本堂。無宗派というのがいい。日本で一番好きなお寺かもしれない。お参りすると心が落ち着く。

着いた時、ちょうど午前10時の鐘がつかれていた。1998年の長野冬季オリンピック開会式ではこの鐘が全世界に鳴り響いた。

 

コロナウイルスの影響だろう。日本各地の観光地と同様、善光寺も人出が少なかった。一刻も早く収束してほしい。

 

葬儀のあとはついでのような観光は慎むべきなので、伯父の供養の温泉一浴と善光寺参りを済ませ、帰途につくとしよう。

 

昨日親戚と話題になったので、善光寺から上信越道更埴ICまで旧北国街道を通ってみることにした。

 

北国街道は中山道と分かれる追分宿(軽井沢町追分)から高田宿(新潟県上越市)までの131kmの街道で、参勤交代では加賀の前田家も利用した。

祖母の家はこのあたりにあって子供の頃は毎年お盆休みに遊びに来たものだ。もうその家も、道沿いに並んでいた土壁の家々もなくなったが、道幅は昔のままだ。この東に国道18号ができて旧北国街道は県道となり、その国道もさらに東に新国道ができると県道に降格し、北国街道は市道になった。

 

時の流れを感じながら信濃路をあとにした。



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