そうだ 京都、行こう!(7) 〜京大和◆

料理はすっぽんの玉〆(茶碗蒸し)から始まる。


写真は撮り損ねたが、京都流の食前酒は朱の盃で日本酒をいただく。酒を注ぎながら「こんな感じ、結婚式の三々九度以来ではないどすか?」と仲居さん。本当はもっと心地良い京都弁だったがうまく再現できない。




感じのいい若い仲居さんで、料理を運んでくる度に何かしら話題を提供してくれる。おかげで高級料亭だからといって畏まらずに楽しく食事ができる。

「門から玄関まで案内してくれた男性スタッフの方もいろいろ話をしてくれたし、皆さんもてなし上手ですね」と言うと、「いえいえ、ここの従業員は皆おしゃべりなだけです」と笑っていたが、バスの運転手さんの「『右に曲がります』『今度は左に曲がります』」で感動した話をすると、「そんなの普通じゃないですか?」と不思議そう。関東ではそんなことはないと言うと「ほんまどすか?!」と驚いていた。

京都というのは心底もてなしの文化が根付いている土地なのだなと思う。京都の人は腹の内がわからないとか言われることがあるが、心の中がわからないのは世界中どこでも同じようなもので、訪れた人を心地よくしてくれるだけ京都は偉い!と思う。






途中、京大和の女将さんも挨拶に来てくれた。

「京都へはよくお出でになるのですか」(先ほど同様、京都弁を無理に再現しようとするとウソっぽくなるので関東言葉に翻訳している)と聞かれて、「久しぶりなんです。20数年ぶりかな」と答えると、「それは久しぶり過ぎます!」

通り一遍の挨拶ではなく、観光名所の話やら花の話やらあれこれ話して去っていった。確かに「おしゃべり」には違いない。


これはかの近衛文麿の書。


これは羽田酒造という京都市右京区の蔵で京大和専用に醸された酒。さわやかな香りとまろやかな口当たり。適度なコクもあって美味しい酒だ。

話の流れで私の趣味が日本酒ラベル蒐集であることを知った仲居さんが帰りには瓶を箱に入れてくれた。




玄関から門まで見送ってくれる途中、歴史好きのやなぎ夫には仲居さんが「送陽亭」の説明をしてくれた。幕末の志士たちが会合を開いた部屋のひとつで部屋の中に集まった人々の写真が飾ってある。



部屋の窓から八坂の塔が正面に見えるように建てられているという。老朽化のため今は使われていないそうだ。

布好きのやなぎ妻は同じく布好きという男性スタッフと古布店の話で盛り上がっていた。

「龍馬坂」の場所を教えてもらってお別れ。ごちそうさまでした。いい時間を過ごせました。



つづく →その8へ


コメント
京大和の料理、一品一品とても美味しかったです。
でも自腹ではとてもとても・・・
そこそこの温泉旅館に一泊出来てしまいますから。

京都の温泉、まもなく登場します!
焦らせてすみません。
  • やなぎ
  • 2015/02/17 7:25 PM
おはようございます^^
上品で美しい盛り付けでおいしそうなお料理の数々^m^
奥様も喜ばれたことでしょう!
わざわざ、1泊でも足を運ばれて良かったですね!
それに、京都で温泉にも??
京都って温泉あるんだー!!って
ビックリしましたが^^;
かけ流しではない、、、のは
場所柄仕方ないですけど^^;
凄く興味あります〜♪
  • みーしゃ
  • 2015/02/17 6:37 AM
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