草津六湯めぐり

入浴剤「草津六湯めぐり」(製造元:温泉の素.com(株)・長野県飯田市、発売元:(株)エス・ティ・ヒッツ・長野県松本市)。

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だいぶ前、たぶんこの製品が開発されて間もない頃にご紹介したことがあるが、草津に行ったときには必ず買ってくる。

 

名湯草津温泉には大小100以上の源泉があり、その中で湧出量が多いのが万代鉱源泉、湯畑源泉、白旗源泉、西の河原源泉、煮川源泉、地蔵源泉の6源泉で、泉質が微妙に異なる。たとえば湯畑源泉と白旗源泉は20m程しか離れていないのだが、温泉に浸かってみるとその違いにきっと気づくだろう。

 

そこに目を付けたのがこの「草津六湯めぐり」という入浴剤で、6源泉それぞれの温泉分析値をもとに配合を微妙に変えながら作っている。風呂釜を傷めない程度に香り付けとして硫黄を含んでいるのが素晴らしい。

 

【白旗の湯】

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1193年8月に源頼朝が浅間山麓に巻き狩りをしに来た時に発見して入浴したと伝えられ、源氏に因んで「白旗の湯」と名付けられた。共同浴場「白旗乃湯」の他、奈良屋、益成屋、山本館、平の家などいくつかの旅館で味わうことができる。

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白旗源泉(左)、白旗乃湯(中)、山本館の内湯(右)

 

湧出量:1,508リットル/分 泉温:55.5℃ 

泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 pH:2.06

 

【湯畑の湯】

 

草津温泉といえば真っ先に思い浮かぶのが温泉街の中心にある湯畑だ。八代将軍徳川吉宗のために湯を汲み上げた木枠も残っている。7本の樋は湯の花を採取するのと同時に、高温の湯を冷ます役割もあり、ここを流れた湯が共同浴場や各旅館に配湯されている。

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湯畑(左)、共同浴場・千代乃湯(中)、大坂屋の内湯(右)

 

湧出量:4,437リットル/分 泉温:55.7℃

泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 pH:2.08

 

【西の河原の湯】

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賽の河原と草津の西の位置にあることをかけて「西の河原(さいのかわら)」と呼ばれるこの一帯はあちらこちらから温泉が湧き出し、湯川となって流れ出している。草津ホテルなどで使用されており、共同浴場では唯一「凪乃湯(なぎのゆ)」で味わうことができる。

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西の河原(左)、共同浴場・凪乃湯(中)、草津ホテルの露天風呂(右)

 

湧出量:1,400リットル/分 泉温:49.3℃

泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 pH:2.08

 

【万代鉱の湯】

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万代鉱源泉は草津温泉の中では新しい源泉で、1970年に硫黄鉱山の坑道から突如として95℃の湯が噴出した。草津町ではこの湯を水道との熱交換で温度を下げて旅館や温泉施設に配湯している。日本最大級の露天風呂「西の河原大露天風呂」の湯も万代鉱源泉だ。逆に熱交換で温まった水道も温水として各所に配湯されている。湯量豊富な万代鉱源泉は道路の下にパイプを通して融雪としても利用されている。

 

泉質も酸度も他の源泉とは異なっていて、この入浴剤でもその違いを表現しようという努力のあとがみられるが、欲を言えば万代鉱源泉の持つ酸っぱ味を表現できればもっといいのだが・・・。

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共同浴場・こぶしの湯(左)、西の河原大露天風呂(中)、テルメテルメ(右)

 

湧出量:6,200リットル/分 泉温:95.4℃

泉質:酸性-塩化物-硝酸塩泉 pH:1.7

 

【煮川の湯】

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煮川源泉は湯畑から「大滝乃湯」に向かう途中にある。熱いが肌触りが優しい湯で、この煮川源泉を味わえるのは共同浴場「煮川乃湯」と、公営入浴施設「大滝乃湯」だけである。

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煮川源泉(左)、共同浴場・煮川乃湯(中)、大滝乃湯(右)

 

湧出量:689リットル/分 泉温:51.6℃

泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 pH:2.1

 

【地蔵の湯】

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地蔵源泉はその名のとおり、地蔵堂の前で湧いている。薄ら笹濁りのマイルドな湯で、立ち上る湯気は眼病に効くと言われている。近くの旅館や共同浴場「地蔵乃湯」で味わうことができる他、源泉脇には足湯施設もある。

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地蔵源泉(左)、共同浴場・地蔵乃湯(中)、足湯(右)

 

湧出量:386リットル/分 泉温:53.0℃

泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 pH:2.05

 

次回また草津に行くのを心待ちに、この入浴剤を我が家の小さな湯舟に入れて「ちょいなちょいな♪」と口ずさむのである。


コメント
ガンジイさん、おはようございます。
透明とにごりの両方を味わってこられたのですね。
なるほど、バイキングはお膳ですか。個人的には取って回らなくて済むので、お膳好きです。

柏屋の薄皮饅頭の抹茶味、美味しそうですね。
  • やなぎ
  • 2020/07/15 6:08 AM
「八幡屋(夕食は部屋食となり、朝のバイキングはお膳となりました)」と「野地温泉」です。玄関で消毒と検温は当然ですが。お土産は「桃」「薄皮饅頭(新発売の抹茶味)」「ごんさいまめ」でした。
  • ガンジイ
  • 2020/07/14 10:15 PM
よちゃこさん、コメントを下さったのは11時半過ぎですね。毎日遅くまでご苦労様です。その時間だと早くシャワー浴びて寝ようということになりますよね。

草津、高湯・・・早く行けるようになるといいですね。
  • やなぎ
  • 2020/07/14 6:31 AM
ガンジイさんも家ではカラスの行水なんですね。実は私も家ではさっと浸かってさっと上がってしまいます。早く晩酌を始めたいという気持ちもあるのですが・・・。

群馬県も県人の宿泊には補助が出ていますね。福島はどちらに行かれたのですか? やはり温泉は長湯してしまいますね。
  • やなぎ
  • 2020/07/14 6:27 AM
なれるものなら、わたしもなりたいお風呂入る派。字余り。
湯船洗って、お湯が溜まるまで待って、の時間が待てないという、考えてみれば寂しい生活。気のせいではなく、精神的にも肉体的にも、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるのはいいそうですよー。
Go to と言われても、行きにくいですよねぇ。
あー、草津も高湯も、行ける日まで頑張ってねー。
  • よちゃこ
  • 2020/07/13 11:38 PM
私は湯につかる派です。家ではカラスの行水ですが。
草津温泉関東人は歓迎なのでしょうかねーー。行きたいとは思ってますです。
福島の温泉に行ってきました。県人は5000円の補助があるみたいで、頑張ってやってましたです。
  • ガンジイ
  • 2020/07/13 10:32 PM
毎日シャワーですか。シティー派ですね!
我が家は基本、湯に浸かります。それも今日も紹介しましたが、何かしらの入浴剤を入れます。お湯に浸かった方が疲れが取れる気がします。

でも帰りが遅いとそうも行かないのでしょうね。頑張って草津に行ってください。観光地はどこもそうでしょうが、外国人がいないので結構空いていますよ。

ジェノベーゼ・・・いつ画像UPしたのかなあ。。。よく発掘しましたね!

  • やなぎ
  • 2020/07/13 2:45 PM
こんにちは。
やなぎさんちは、毎日が温泉なんですね。我が家は一年を通してほぼシャワーなんです。想像できないでしょう。冬も、帰りが遅いせいもあり、とにかく早く食べて汗流して寝る、という生活習慣。夏は当然のことで、だから、温泉旅は超楽しみで、何度も入っちゃいます。草津行きたいなー。

そうそう、やなぎ妻の写真を模して作ったジェノベーゼ、思いのほか上手く出来ました!リピートありそうです。
  • よちゃこ
  • 2020/07/13 12:22 PM
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