将門公ゆかりの地を訪ねて(11)〜将門塚(千葉県柏市大井)〜

前に「きっかけ」の項で触れた郷土史本「下総国札」(岡田秀樹著)に気になる記述があった。

 

「(福満寺から)将門山への途中に、将門を祠ってあるという小さな森がある。この森に入ると必ず将門のたたりがあって、手足がしびれて動かなくなるという。禁足地だったらしい。中をのぞくと祠が二つ並んでいる。(福満寺の)住職が止めるのも聞かず入ってみた。祠の主は時代不明の板碑だった。いつの間にか、出土した板碑を将門の供養碑と考えて大切にしてきたのだろう。無断で森に入った罰があるかと思ったが、幸い手も足もその後無事に動いている。」

 

「王城の地」の中程にこんもりとした森がある。

上記の本が出版されたのは1983年で当時の状況はわからないが、今は周りは畑と空き地で森に通じる道は見当たらない。

公道なのか私道なのか、砂利道が一本あって森に少しだけ近づくことができた。

目をこらすと祠らしきものが見える。それも二つ。これこそかの禁足地の森、「将門塚」に違いない。先の本の著者はさすがは郷土史家だけあって大胆にも中に入ったが、たとえ森に通じる道があったとしても私には足を踏み入れる勇気はなかっただろう。霊気漂う森である。

心の中で遠目にも覗き込んだ非礼を詫びて王城の地を後にした。


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