将門公ゆかりの地を訪ねて(7)〜龍光院地蔵堂〜

龍光院の創立は長享2年(1488)とされるが、父の戦死後にこの地に移り住んだ将門公三女の如蔵尼が地蔵尊を崇まい、一宇を建てたのが始まりとされる。隣接する将門神社は龍光院が管理している。

 

山門を入って右手にある現在の地蔵堂は安政3年(1856)に建てられたものだ。

 

傍らに昭和53年8月に建てられた案内板がある。将門神社のものとは違い、一字を除き読むことができたので転記する。

将門の第三女如蔵尼は母親君の御前と共に大変美人であったので数多く結婚を求められたが独身で暮していた。父将門が戦いに敗れてから此所岩井の地に庵を結んでひっそりと暮していた。ところが或る日病気になるとたちまち地獄に堕ちたが地蔵菩薩に助けられて蘇生し地獄から帰されて、それから如蔵尼と改名し地蔵尊に深く帰依して齢八十余りのとき端座して入滅したと伝えられる。如蔵尼とは地蔵様のように情深い尼僧と云う意味である。父将門の霊を祠に祭り、将門大明神とし現在の将門神社の始めであり同時に地蔵堂を建立し尊像を安置し信心三昧に暮せり。天和二年岩井村灰燼となる大火に際しても御本尊は自ら火炎を□れて村民の安穏をお守りになられた。

 

ここ岩井地区にも、成田山詣でをしないとか桔梗を植えないといった、対岸の我孫子市日秀と同様の風習、しきたりがあるようだ。


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