昨日は穏やかな秋晴れで絶好の散歩日和だった。
今年のコスモスは猛暑のせいか、花数も色も今ひとつのような気がする。
犬酸漿(イヌホオズキ)が黒く熟していた。
仏の座(ホトケノザ)が咲き始めていた。
一昨日は季節毎に挙行する気の置けない仲間たちとの楽しい飲み会だった。ビール中瓶を一人で1本、日本酒を注ぎつ注がれつ結構飲み、ワインを飲み、二件目のカラオケでのハイボール2杯は余計だったなと反省して床に就いたら翌朝は絶好調で、このとおり、みちくさ散歩も楽しめた。
「最近、酒が強くなったようでいい加減飲んでも翌日全く残らない」と2つ上の飲み仲間が言った。実は私も同じ。それはある意味老化現象で酔ったことも認知できなくなってきたのだと、何かで読んだ根拠レスな返事をしてしまったが実のところはどうなのか。歩きながら考察してみた。
考察1:老化による感覚の麻痺
→だとしたらまずい。
考察2:鍛えられて肝臓が強くなった
→体育会系サークルの大学生じゃあるまいし。
考察3:老化による幻覚で、実際にはそれほど飲んでいない
→2週間毎の資源ゴミの日に捨てる空き瓶、空き缶は明らかに増えている。
考察4:飲む酒の質が良くなった
→40年前に比べて酒、特に日本酒の質は数段良くなったのは事実。そしてこの年になるとそれなりの酒を飲むようになった。
考察5:飲むペースがスローになった
→ディーゼルエンジンのようにじわじわと盛り上がるトルク。これだ!
4と5を答案として提出したいがどうだろうか。
馬鹿なことを考えながら歩くうちにお目当ての場所に到着した。
10月始めに来た時にはまだ青々としていたコキアが真っ赤に燃えている。
茨城のひたち海浜公園のコキアも見頃だそうで、きっとものすごい人出だろう。
コキアの丘にも一度は行ってみたいが、こんな静かな所もいい。
誰もいない城址公園。前夜にみんなで歌った『いい日旅立ち』が頭の中でリフレインする。谷村新司さん、旅立ちが早過ぎます!