増尾城址

いい夏用の散歩コースを開拓した。

 

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増尾城址公園。鬱蒼と生い茂る木々が過酷な夏の陽ざしを遮ってくれる。

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もっと早くここの存在に気がつけばよかった。

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小高い山なので坂道はあるがなまった体には適度な負荷がかかってよろしい。

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土手のようになっているのは土塁だ。

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案内板によると、増尾城は戦国時代後半代の築城形態を残しているという。城主や築城の目的など詳しいことは不明だが、大正12年に編纂された「東葛飾郡史」では、小金城(松戸市)を本拠とした高城氏の家臣・平川若狭守(わかさのかみ)が城主だったと推測している。

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標高20メートルの舌状台地上にあり、東から南側は大津川と増尾川(当時は手賀沼の入り江であっただろう)、西から北側にかけてはゆるやかな谷と険しい崖になっていて、自然の地形を利用した城であった。

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上の写真は登る前に撮影した増尾城址のある舌状台地。

 

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この平らなところが郭(曲輪)。

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ここが櫓台。

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これは空堀の跡だ。

 

歴史探訪のおまけも付いて散歩には打ってつけ。我が家までこの木陰の道が続いてくれたら完璧なのだが・・・。

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そして歩数も8千歩越えでちょうどいい。これから毎日このコースにしよう。


タイサンボク

散歩でよく立ち寄る公園にタイサンボク(泰山木)の花が咲いていた。

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高さ5メートルほどの大木に巨大な白い花が咲いている。

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直径30センチ近くある。良い香りがするそうだが、バラと同様に香りを強く放つ時間帯があるのだろう、この時は匂わなかった。

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種明かしをすると、公園で見た時点では何の木かわからず、その足で本屋に行って図鑑を立ち読みした次第。英名は"Southern Magnolia"という北米原産のモクレン科の木だそうだ。なかなか面白そうな図鑑なので今度買ってこようと思う。ブログを書いていて言うのもなんだが、やはり紙媒体の方が好きだ。


睡蓮

散歩中に立ち寄った公園で睡蓮(スイレン)が咲いていた。

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蓮(ハス)とごっちゃにされがちだが、蓮は葉も花も茎が伸びて上の方で咲く。花が散った後の花托が蜂の巣のようだから、ハチス→ハスという名前が付いたのではなかっただろうか。地下茎が蓮根。蓮根のきんぴらとかはさみ揚げとか美味いなあ。

 

それに対して睡蓮は切れ目のある葉が水面に浮かんでいて、花も水面近くで咲く。英語では"water lily"(ちなみに蓮は"lotus")。

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夕方には眠るように花びらを閉じるから「睡蓮」の名が付いたそうだ。日本人は植物の特徴をとらえて名前を付けるのが上手いと思う。「朝顔」「待宵草」「オオイヌノフグリ」「ヤブカラシ」「ヘクソカズラ」・・・

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モネが描いたのは睡蓮で、もし蓮だったら全く違った印象の絵になっていただろう、印象派だけに。

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このままこの花を眺めながらまどろんだら気持ちいいだろうなあ・・・


カラスノエンドウ

これ見て!

どんどん進もうとする私をやなぎ妻が呼び止めた。彼女はぼーっとしているようでいて案外目敏い。

えっ?これ何?

 

そばにはこれがあり、

これが咲いている。

ということは、これは・・・

 

カラスノエンドウの熟した実!

そうか!「カラスノエンドウ」の名

この真っ黒な実からきているのか!! 

 

中を見ようと手を触れると、パンとはじけ飛ぶ。

 

何回目かで成功。中はこんな風になっている。

 

いい勉強になった。ぼーっと歩いていてはいけない。それではただのハイカイおやじである。

 

ちなみに帰ってからネットで調べてみた。カラスノエンドウは、「エンドウ of カラス」ではなく、漢字では「烏野豌豆」と書くようだ。そして「雀野豌豆」というのもあってそれよりは大きいからこの名がついたとする説もあるらしい。

 

そして、そして驚くことなかれ。カラスノエンドウは食べられるらしく、ネット上にはレシピがたくさん紹介されている。天ぷら、胡麻和え、油炒め、豆ご飯。しかも美味しいそうだ。

 

「カカア、うめえよ〜」ってたらふく食べて、翌朝目覚めたらカラスになっていたりして・・・カフカもびっくりだ。


タンポポ

「タンポポの花はどう見てもライオンの歯には見えないよな。欧米人はどういう感覚をしているんだ」と言う私に、やなぎ妻が冷たく言い放った。

 

歯に似ているのは葉っぱ!

 

目から鱗がぼろぼろこぼれ落ちた。

こんなに鱗が落ちたのは、榊原郁恵の『夏のお嬢さん』以来だ。

 

♪アイスクリーム、ユースクリーム、好きさ〜♪

の「アイスクリーム」は長らく"ice cream"だとばかり思っていたら、実は"I scream, you scream"(私は叫ぶ、あなたも叫ぶ)だと知った時も相当なショックを受けたが・・・

 

そうか、ライオンの歯は葉だったのか!! 花ばかり見ていたが葉っぱに注目していたとは・・・

タンポポの葉はまぎれもなくライオンの牙だ。

 

愕然として地面に倒れ込む私の前に神が現れた。

 

ダンデライオンの名がタンポポの葉に由来することも知らずに、「和名は鼓草」などと知ったかぶりしたり、欧米人の感覚を疑ったり、挙げ句♪きみはデンタライオン♪などとふざけてみたり・・・本当にすみませんでした。どうかお許し下さい。

 

私は懺悔し、祈った。

 

しかし、神さまは両手でバッテン印をつくり、頭にバケツで水を浴びせかけられた。

 

そこに5歳の女の子が通りかかって

 

ぼーっと生きてんじゃねえよ!

 

と私を怒鳴り散らした。

 

ともあれ、「木を見て森を見ず」「花を見て葉を見ず」・・・運命が用意してくれた大切なレッスン、勉強になる散歩だった。


タンポポ

そろそろタンポポが綿毛に変わる季節だ。

 

タンポポの綿毛はどのくらい飛ぶのだろう・・・と調べてみたが、日本植物生理学会のサイトにも飛行距離ははっきりとわかっていないと書いてあった。屋内実験では250mは飛んだようで、気流に乗ると10kmくらい飛ぶかもしれないという話もある。

 

自分にも、原っぱで風に舞う綿毛を追っかけた無邪気な子供の頃があったなあ・・・日本全国至る所に広い原っぱがあった時代の話である。

 

 

タンポポは英語では"dandelion"でフランス語の"dent de lion"(ライオンの歯)からきているのは皆さんもご存じでしょうが、「タンポポ」という和名の由来はご存じだろうか?

 

タンポポは和楽器の鼓に似ているので(似ているかなあ・・・?)別名「鼓草(つづみぐさ)」というそうで、鼓の音「たん、ぽん、ぽん」から「タンポポ」という名がついたとか。

 

それにしても綿毛のなんときれいなこと。自然に勝る芸術家はいない。


散歩でひとひねり

今日の散歩は在宅勤務日の妻と、一応気をつかって昼休みの時間帯に。

 

それにしても我々と同じハイカイ夫婦の多いこと。

 

そこで一句。

 

 散歩道 犬より多い 夫婦連れ

 

駄作もいいとこ・・・

 

 

そこでもう一首。

 

 昼下がり 家を立ち出でて眺むれば いずこも同じ夫婦の散歩

 

やっぱりセンスなし・・・。


八重桜

今日は一日冷たい雨が降り続き、散歩は中止。犬の散歩じゃないので傘を差してまで歩く根性はない。

 

ということで、昨日の散歩で見たきれいな景色でも思い出して歩いた気になろう。

 

ソメイヨシノは葉桜となり、ほとんどの八重桜も見頃を過ぎたが、まだ満開で頑張っている八重桜を見つけた。

大きな農家の門前に咲く八重桜で一般的な濃いピンク色とソメイヨシノのような薄ピンクの2本が並んでいる。

我々夫婦が写真を撮っていると、同じく散歩中のご夫婦も通りかかってカメラを向けていた。普通なら「きれいですねえ」などと声を掛け合うところだろうが、こういう事態なのであうんの呼吸ですれ違った。


ベニシジミチョウ

昨日の嵐がうそのように晴れ上がり、今日は日曜日なので妻もいっしょに散歩。

 

たんぼに水を張り始めていた。田植えも近いようだ。

「きれいな風景だ」と、他田賞賛!

 

ちなみに「我田引水」と「自画自賛」を混同して使う方がおられるが、ご注意を。

 

妻が「見て」と呼ぶので、見てみると・・・

紅しじみだ。昔はあちらこちらで飛んでいたが、ずいぶんご無沙汰のような気がする。

 

久しぶりなので、しみじみ眺めた。

べにしじみ しみじみみても ちょうはちょう

(やなぎ 心の俳句)

 

のどかな散歩を続けるご老公一行であった。


オオイヌノフグリ

春のこの時期、散歩をしていてよく見かけるのが直径1センチ弱のこの花。

オオイヌノフグリ。さらに小さな花を咲かせる在来種のイヌノフグリというのもあるが、今や帰化植物のオオイヌノフグリが幅を利かせている。

 

なぜ「犬のふぐり」というのかは皆さん、それとなくご存じだと思うが、実際にそれをまじまじとご覧になった方はそう多くないのではないだろうか。

 

ではご覧下さい。この愛らしい花が実になった状態を。(撮影、かなり苦労しました。)

まさしく、犬の「き○○ま」である。ちなみに関西では松笠のことを「ふぐり」というそうで(関西の方、そうなのですか?)、形状が松笠に似ていることから、アレを「ふぐり」というらしい。

 

こんな可愛らしい野の花が、その実の姿ゆえにこんな名前をつけられるとは・・・。せめて「アリノフグリ」くらいで勘弁してあげてほしかった。

 

ちなみに英名は、grey field speedwell とか Persian speedwell とか bird's eye とかいうらしい。"speedwell"は「早く元気になる」ということだろうから薬草としても用いられたのだろうか。"bird's eye"というのは可愛らしい花から付けられた名前だろうが、こうしてみると和名の着眼点はすごい。 



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