強風の河津桜

昨日は頭の血管が切れそうな冷たい強風が吹き荒れたが、5年間義母の介護に徹したチョコのためである。散歩に行く。

車で5、6分の所にある城址公園は河津桜が八分咲きだった。

こんなにきれいに咲いているのに訪れる人も少ない。なにしろ、地面には強風でちぎり飛ばされた花や蕾が転がっている。

風がやんだ一瞬をついてシャッターを切るのも至難の業だった。

さあチョコ、そろそろ帰ろう。


ダブル花見

昨日は二月とは思えないぽかぽか陽気だった。やなぎ妻とチョコと三人で近場の公園に行ったら河津桜が咲いていた。

早くも八分咲きになった木もある。

桜の傍らでは梅が咲いている。一度に桜と梅を愛でる贅沢。

歩いているうちに汗ばんできた。う〜ん、梅で一杯、桜で一杯・・・ビールを持ってくればよかった。

 

でも今日からまた寒くなるそうで、23日には雪マークも出ている。花も「はやまったか」と思っているかもしれない。


大寒

昨日の日中は風もなく日射しも柔らかく、絶好の散歩日和だった。

飛行機雲。想像を膨らませて見ると昇り龍のようだ。

辰年だけに縁起がいい。

 

今日は大寒。昨日とは打って変わってどんよりした空模様だ。夜から明日にかけて関東平野部でも雪が降るかもしれないという予報。

 

小寒の氷大寒に解く・・・物事順番どおりにはいかないものだよということわざがあるけれど、今年は順番どおりになってしまいそう。チョコの散歩の都合があるのでお手柔らかにお願いしたいものだ。


犬散歩で

チョコと散歩しているとよく声を掛けられる。といっても私にではなくチョコにだ。

「かわいいねえ〜」

「お座りしてえらいねえ〜」

「いい子だねえ〜」

「じゃあ、またね。バイバイね」

 

「バイバイって。またねって」とそこまで出かかったが、キャラではないと思い直して飲み込んだ。


飲み会翌日の散歩

昨日は穏やかな秋晴れで絶好の散歩日和だった。

今年のコスモスは猛暑のせいか、花数も色も今ひとつのような気がする。

犬酸漿(イヌホオズキ)が黒く熟していた。

仏の座(ホトケノザ)が咲き始めていた。

 

一昨日は季節毎に挙行する気の置けない仲間たちとの楽しい飲み会だった。ビール中瓶を一人で1本、日本酒を注ぎつ注がれつ結構飲み、ワインを飲み、二件目のカラオケでのハイボール2杯は余計だったなと反省して床に就いたら翌朝は絶好調で、このとおり、みちくさ散歩も楽しめた。

 

「最近、酒が強くなったようでいい加減飲んでも翌日全く残らない」と2つ上の飲み仲間が言った。実は私も同じ。それはある意味老化現象で酔ったことも認知できなくなってきたのだと、何かで読んだ根拠レスな返事をしてしまったが実のところはどうなのか。歩きながら考察してみた。

 

考察1:老化による感覚の麻痺

 →だとしたらまずい。

考察2:鍛えられて肝臓が強くなった

 →体育会系サークルの大学生じゃあるまいし。

考察3:老化による幻覚で、実際にはそれほど飲んでいない

 →2週間毎の資源ゴミの日に捨てる空き瓶、空き缶は明らかに増えている。

考察4:飲む酒の質が良くなった 

 →40年前に比べて酒、特に日本酒の質は数段良くなったのは事実。そしてこの年になるとそれなりの酒を飲むようになった。

考察5:飲むペースがスローになった

 →ディーゼルエンジンのようにじわじわと盛り上がるトルク。これだ!

 

4と5を答案として提出したいがどうだろうか。

 

馬鹿なことを考えながら歩くうちにお目当ての場所に到着した。

10月始めに来た時にはまだ青々としていたコキアが真っ赤に燃えている。

茨城のひたち海浜公園のコキアも見頃だそうで、きっとものすごい人出だろう。

コキアの丘にも一度は行ってみたいが、こんな静かな所もいい。

誰もいない城址公園。前夜にみんなで歌った『いい日旅立ち』が頭の中でリフレインする。谷村新司さん、旅立ちが早過ぎます!


秋の日の散歩

毎日『みちくさ』で草花ばかり見せられ飽きてきた・・・そんな声も聞こえてくるようなこないような。実はこのあとも飽きの、もとい、秋の草花が続々スタンバっているのだが、今日はちょっと箸休め。

 

一昨日から急に涼しくなったので昨日は1万歩コースを歩いてみた。

お寺の壁際にはまだ曼珠沙華が咲いている。今年は桜に始まってほとんどの花が早く開花したが曼珠沙華は逆に遅く、巾着田の曼珠沙華まつりもやきもきしたようだ。曼珠沙華は気温が下がったことを土の中で知り「そろそろ出番かな」と顔を出すそうで、今年の記録的な猛暑ですっかり寝坊してしまったようだ。

畑の一角でコキアが少しずつ色づいてきた。箒でも作るのだろうか。毎年楽しく眺めさせてもらっている。

すっかり穏やかになった木洩れ日を撮影していたら、頭に何か落ちてきた。

まだ青いどんぐりだった。

萩の花がきれい。

稲刈りが終わった後のひつじ田を耕すトラクターをシラサギたちが後追いしている。お目当ては飛び出してくる好物のカエルだろう。

公園の学習田の脇では刈り取った稲をはぜ掛けしてあった。今ではすっかり見られなくなった秋の風物詩だ。

狗尾草も近々『みちくさ』の記事にしよう。

韮の花にベニシジミがとまっている。

目が合ってしまった。

いや〜ん、食事中の撮影はNGよ!

露草が2本並んで咲いていた。『らんまん』の最終回でもこんなカットがあった。『らんまん』のおかげで道端で這いつくばって植物観察していても不審者扱いされなくなったというネット記事があった。右に同じである。

おまん、誰じゃ?

惜しい、あと少しで1万歩だった。最後の最後でショートカットしたせいだろう。でも楽しい秋の散歩だった。


河津桜満開

散歩第2コースで河津桜が満開だった。

足を止めて1、2回シャッターを切ったところで後ろから声。

「きれいですねー」

振り向くと散歩途中らしき女性で、彼女もスマホを構えていた。

 

「ほんと、きれいですねー」

にこやかにひと言返したが、それだけでまた撮影。

そのまま挨拶もせずに散歩を再開した少し後で、もしかしたら彼女はもう少し感動を分かち合いたかったのかなあ。「満開ですね」とか「今日あたりが一番の見頃ですね」とか言えば良かったかな。せめて会釈くらいして立ち去れば良かったなあ・・などととっさの人付き合いが下手な私は反省した。

 

杉花粉はバンバン飛び散っていたが、さわやかな散歩ではあった。


散歩再開

冬期休業中だった散歩を昨日から再開した。

 

いつもの散歩道は春になっていた。

河津桜

オオイヌノフグリ

ホトケノザ

 

今日は4月中旬並の気温になるそうで、散歩するときの服装に迷いそうだ。


秋の七草

一昨日は絶好の散歩日和だったので「秋の七草を探そう」をテーマに歩いてみた。

 

 秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花

 

 萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝顔の花

 

秋の七草は万葉集に収録されている山上憶良のこの二首に由来するという。春の七草のように粥にするわけでもなく、花を愛でるだけなので認知度が低いけれど、覚えているとなんとなく得した気分になる。萩、尾花=ススキ、葛、撫子、女郎花、藤袴、最後の朝顔だが、今で言う朝顔が薬草として日本に伝来したのは奈良時代末期から平安時代初期とされ、憶良の時代の朝顔は桔梗だとする説が有力らしい。

 

先日テレビで秋の七草の覚え方を紹介していた。

 

「お好きな服は?」と覚えるといいそうだ。

 

お=オミナエシ、す=ススキ、き=キキョウ、な=ナデシコ、ふ=フジバカマ、く=クズ、は=ハギ

 

9,925歩、カメラ片手に歩いた結果は・・・

ハギとススキの2つしか見つけられなかった。道端に生い茂るクズはすでに咲き終わったのかこれからなのか、花はなかった。ナデシコとオミナエシはもっと早い時期に咲くような気がするし、キキョウはよそ様の庭か園芸店でなら見られるかなあ。フジバカマに至っては野草園にでも行かなければお目にかかれないかも。

 

ともあれ、気持ちのよい秋の日の散歩ではあった。


秋の散歩

暑くもなく寒くもなく、散歩に打ってつけの季節。この夏は猛暑に加えていろいろあったので約3ヶ月ぶりの散歩だ。

 

舗装道路に可愛い模様が・・

お寺の塀が創る光の芸術だった。

 

城址公園下のビオトープの水田では稲刈りが終わっていた。小学生の農業体験の場になっているようだ。

はぜ掛け。のどかな風景だ。

最近は稲刈りと同時に機械で脱穀してしまうので、このあたりではすっかり見られなくなった。

 

萩花は終盤。

 

やなぎ妻が拾ってきたどんぐりと落ち葉。

3ヶ月ぶりの散歩再開で8,000歩は少々きつい。シャワーのあとのビールが五臓六腑に染み渡った。



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