バカみたい

題名に何事かと驚かれたかもしれないが、天気の話である。本当にバカみたいな天気だ。

 

昨日は実家の母の所にケアマネさんが来る日だった。昨年の夏に急に体調を崩し、ケアマネージャーをお願いしてから9ヶ月。まだお若くて初めはぎこちなかった彼女も最近はすっかり慣れて、母からの情報の引出し方も上手になった。当初はべらぼうに長く感じた30分だが近頃はあっという間に過ぎていく。

 

とりあえず長男の任務を果たし、帰宅途中の愛車内で表示された外気温は昼前にして30℃だった。

 

ビールが飲みたい!

 

でも平日の昼間(あくまでも平日であり、土日祝日及び旅先はその限りではない)にビールを飲むことは固く禁じるという、退職時に定めた家訓は守らなければならない。これを破った時は身の破滅であると言い聞かせつつ、バカ殿は昼寝して夕刻を待った。

 

夕刻、バラたちの姿に呆然とした。

簡単に言えば火傷である。これを救うには日傘でも差すしかない。今日あたりはバラ園に行かれた方もいるだろう。こんな姿の花を見てがっかりされた人もいるかもしれないが、これが今の地球なのだ。

 

日焼けに強いバラを作るのも結構、バラに代わる植物を植えるのも結構だが、やはりこの異常気候を何とかしなければ・・・

「平日は可能な限りビールは控え、1本を限度とする」という掟を特例扱い(旅先、来客時及び想定外の暑い日はその限りではない)で2本飲み、眉間にしわ寄せて明日の地球を憂うのであった。ちなみに掟には日本酒の量に関する規定はないことを申し添えておく。


安静の大獄

ブログを読んだ先輩飲み仲間(私なんぞは足元にも及ばない酒豪)から返信不要のお見舞いメールを頂戴した。

 

「ご安静に。これが本当の安静の大獄」

 

うまい! 座布団10枚差し上げたい。

 

発芽した入山キュウリの一回目の間引き作業を手早く済ませ、鉢植えのバラに水遣りする時も小便小僧のような格好で背筋を伸ばして行う。草むしりもしたいが絶対に無理。

昨日は一日中本降りの雨だったから諦めもついたけれど、かかりつけ医の先生からは散歩も控えた方が良いと言われ、PCでブログ漫画を描いたり(マウスで描くので時間がかかる)もできず、吉田松陰の如く背筋を伸ばして座っているのも辛いので、布団の中で本を読むうちに眠ってしまう。まさに安静の大獄である。

 

楽しみは晩酌だけだ。先生から飲酒は控えろと言われなかった(というより、墓穴を掘るような質問はしなかった)。

久しぶりに「会津中将 特別純米うすにごり」(鶴乃江酒造(株)・福島県会津若松市)。温泉もうすにごりの硫黄泉が大好きだが、日本酒もうすにごりはいい! 爽やかな微発泡が舌を喜ばせ、それでいて米の旨みを存分に味わえる。会津のお殿様の如く背筋をピンと伸ばして美酒を流し込むのもおしゃれじゃないか。ちなみに「会津中将」は会津藩藩祖・保科正之に因んだ酒名。

 

数日前よりはだいぶ良くなってきたので7日分の薬がなくなる頃には良くなるだろうと希望的観測をしている。


2023年冬の小旅外伝〜品がない話〜

忠臣蔵外伝四谷怪談ではないが、冬の小旅レポートの途中でちょっと脇道に逸れます。

 

今回草津に向かう途中、渋川伊香保ICで関越道を下りてまもなくのことだった。後方から救急車のサイレンが聞こえる。片道2車線の国道は結構混んでいて左車線の車は路肩に、右車線の車は中央分離帯方向に寄ってどうにか真ん中を空けた。そこを救急車が通り抜けて行った。目が点になったのはその直後だった。救急車の後を追うように軽自動車が走って行くのだ。

 

はじめは救急搬送される人の身内の車かと思った(たとえ身内でもそういうことをしてはいけないと思うのだが)。だがその軽自動車は少し先の交差点を救急車とは反対方向に曲がっていった。身内でもなんでもなかったのだ。品がない・・・というより下品この上ない行為だった。

 

ついでにもうひとつ。草津に出かける数日前、地元のブックセンターでのことだ。「カレンダーは半額じゃないの?」大きな声がするので振り返ると、50代くらいの女性が若い店員をつかまえて抗議している。

 

「去年の今頃来たときには、カレンダーは半額だったのよ」

「えーと・・あっ、こちらは半額になります」と店員。

「こんな売れないアイドルのじゃないわよ。去年はこの時期、みんな半額だったじゃない」

「そう言われましても・・」

「もう2月半ばよ。半額にしなさいよ」

「そう言われましても・・」

「半額になっていると思ってわざわざ来たのに!」

 

最後は「わかったわよ」と言って立ち去った。品のないおばさんだった。

 

明日からは旅レポ後半に入ります。


しば漬け

しば漬けの「しば」は「紫葉」か!

 

昨日『男子ごはん』(テレ東)で初めて知った。目から鱗だった。しば漬けチャーハンを作っていた時、「どうして"しば漬け"って言うんですか」と質問してくれた国分さんに感謝!

「しば」が赤じその葉っぱだったとは・・・。

 

あれ? でも「柴漬け」って表記もあるのはなぜ??

 

〜自説・しば漬けの由来〜

【説1】漁法のひとつである柴漬け(ふしづけ)に倣ってナスやキュウリを柴で簀巻きにし、漬け物石がなくても浮かんでこないように樽に漬けたことに由来する。

【説2】しば漬け発祥の地は京都・大原と言われているが、実は柴村が始まりである。残念ながら柴村がどこかは今のところ確定していない。

【説3】しば漬けは建礼門院のお気に入りだったが、それはそれとして、その昔、インドのシヴァ神の大好物だったことに由来する。

【説4】むかしむかし、柴刈りのお爺さんが昼飯でしばしば食べたのがお婆さんが作った漬け物で、顔をしわくちゃにしてうれしそうに食べたことから「しわ漬け」転じて「しば漬け」となった。お婆さんの名がおシバだったからという説もある。

 

どんなもんだろうか。


マズイぞ、自分・・・まあいいか

昨日の午後のこと。近所に歩いて買い物に行って一旦家に戻って買ってきた物を置き、思い立ってホームセンターに種まき培養土を買いに行こうとしたら鍵がない。家の鍵と車の鍵、それに実家の鍵を束にしていて、いつもは玄関の靴箱の上に置いている。

 

ジャンパーのポケットにもジーパンのポケットにもない。カバンの中にも・・・ない。

 

落ち着くんだ。買い物から戻ったばかりなのだから、そう遠くへは行っていない。家に入ってからの行動を辿ればすぐに見つかるはずだ。

 

玄関のドアを開ける。鍵穴に挿しっぱなし?・・・ない。

 

台所の床に買い物バッグを置いてチーズとしめじを冷蔵庫に入れ、ビールをワインクーラーに入れ、パンをいつものテーブルに置いた。ひょっとしたら買い物バッグの中?・・・ない。

 

そうだ。トイレに行ったんだ・・・ない。念のために便器の中も覗き込んだ・・・ない。

 

洗面台?・・・ない。

 

記憶ではあとはどの部屋にも行っていない。えっ?まさか・・・自分で自分が信じられなくなってきて冷蔵庫を開けた。チーズ置き場・・・ない。野菜室?・・・ない。ワインクーラーにもない。がっかりしたような、安心したような・・。

 

15分経過〜、15分経過〜。

 

う〜ん、鍵隠しに遭ったか。

 

ふと、はんこを入れている靴箱の上の小物入れが目にとまった。こんな所に鍵を入れる習慣はないけれど、溺れる者は引出しをも・・・一応開けてみたら・・・あった!

 

どうしてあんな所に入れたのだろう。思い当たる節は・・・あるにはある。買い物に出る前、ついでに回覧板を回そうと思ってはんこを押したんだ。もしかしてはんこを引出しから出し入れした時の余韻? ぼっとんトイレでおつりがきたか??

 

回覧板は防災関係のもので今年度ブロック防災リーダーの我が家が始発。今月末に防災訓練をせよとの上からのお達しで、昨年度までは年1回だったのに今年度はこれで3回目。しかも真冬の寒い中をブロック毎に防災リーダーの玄関前に集まって、家族との安否確認の方法について話し合えという。熱心なのはわかるが、防災組織委員会の皆さん、少し張り切りすぎでは・・・などと不埒なことを考えたバチが当たったのかもしれない。

 

無事に鍵が見つかってよかったけれど、マズイぞ、自分!

でも買い物に行った直後にまたホームセンターに行こうとしたのはファインプレー。もし一日経過していたら15分ではすまなかっただろう。無制限一本勝負でジャーマンスープレックスを浴び、フライングソーセージでとどめを刺されていたかもしれない。有村架純ちゃんもくずかごにゴミを捨てようとしてもう一方の手に持っていた鍵を捨ててしまったそうだし・・・まあいいか。


年賀はがき

昨日、郵便局に年賀はがきを買いに行ったらちょこちょこといろいろもらった。

ふた昔くらい前まではこの時期にはすでに売り切れていた記憶があるのだが、こんなに「感謝」されるとは隔世の感がある。

 

このところ毎年、高齢の方だけでなく同世代の方からも「年賀状は今年で卒業します」という添え書き付きの賀状を頂戴する。そうだよね、お金も手間もかかるし、単なる安否確認になっている気もするし。

 

どうみてもPCとプリンターが勝手に送っているようなものもある。そういうこちらも限りなくそれに近いので、試しに一回パスしてみると元日に先方から頂戴する。申し訳ないので松の内に間に合うように大急ぎで出す。翌年は早々に出すとあちらさんは松の内ぎりぎりに来る。

 

そんな「駆け引き」も煩わしいので、そろそろ「私、卒業します!」と添え書きしたいところではあるけれど・・・

 

「元気? 今年こそは会いたいね」と書きながら、もう会うことがないかもしれない旧友との年に一度の細〜い絆。今回も「今年こそは一杯やりたいね」と書くだろうな。


防災訓練

昨日は同じ高校が避難所になっている3つの自治会の合同防災訓練があった。

 

コロナ禍のため三年ぶりの実施だったが、感染状況を鑑みて避難所運営委員と自治会各ブロック防災リーダー(80人くらい)のみの参加で行われた。私はブロック防災リーダー(輪番制)で心の中で「去年のうちに回ってきていたらなあ」と思いながら参加した。

 

高校の体育館には運営委員の皆さんによって各受付会場(一般・発熱者・要配慮者)が設置されていて、我々ブロック防災リーダーは4グループ毎に分かれて受付けや対応の手順について説明を聞いて回るだけだったが、妙に疲れた。なにしろ高齢化が進んでいる自治会である。説明するほうもそれを聞くほうもそれなりの年令だ。

 

回りくどくて長い説明の最後に「なにかご質問は?」・・・げっ、それは禁句!

 

熱心なご老体がすかさず質問する・・・それはさっき説明があったって!

 

心優しい委員さんがもう一度丁寧に説明する・・・あ〜

 

ご自身の知識を披露したかったのであろうご老体が質問のような要望のようなぐちのような発言をする・・・それ、委員さんに言ってもむりだって!

 

でも心優しい委員さんは市の防災体制から予算まで、丁寧に説明する・・・あ〜〜

 

さらに持論を展開するご老体・・・もう耐えるしかない

 

予定されていた倍の時間でようやく終了。「お疲れさまでした」の声を背中で聞きながら一目散に逃げ帰ってきたら、お向かいさん(たまたま別ブロックの防災リーダーをしている。私より10才以上年上)はすでに帰宅していた。

 

「早かったですね」と声を掛けたら、「途中で抜け出しちゃった」と舌を出した。

 

だよね〜!

 

計画・準備から会場設営まで、運営委員会の皆さんは大変だったと思います。本当にご苦労様でした。でもいざその時が来たら機能するのかなと懐疑的にならざるを得ない防災訓練だった。万が一の時は自治会内では若手のほうの我々のような人間が頑張って動くしかないのだろうなと覚悟を決めた訓練でもあった。


6月6日

朝から冷たい雨。

そういえば、♪6月6日に雨ざーざー降ってきて・・♪とかいう絵描き歌があったなあ。最後は「かわいいコックさん」が描き上がるやつ。

かわいいダンスパーティーが咲いている。

楽しみにしていた3つの幼苗の開花は明日に持ち越し。

 

仕舞いかけた長袖を引っ張り出して・・・皆さんも風邪をひかないように注意しましょう。


体育座り

昨日の朝日新聞の夕刊に「体育座り つらい」という記事があった。

体育座りは背中が丸くなり、内臓を圧迫。座骨への負担が大きい。見直す動きが出ているという。

 

私が小学生の頃は、「気を付け」「休め」の軍事教練のようなことをしつこく繰り返された後、ようやく「腰を下ろせ」の号令で体育座りできた時は極楽にたどり着いた気持ちだったが・・・。普段の生活が畳から椅子に変わったせいだろうか。今の子供たちにはあの座り方はきついようだ。

 

そういえば、うさぎ跳びもトレーニング効果がない上に故障の原因になるということでいつの間にか禁止になった。♪思い込んだら試練の道を♪と歌いながらぴょんぴょんやった時代を懐かしむのは、うさぎ跳びのやり過ぎで短足になった(?)おやじたちだけか。


今日から9月

コロナとオリンピックでバタバタしているうちに2021年の8月が終わった。

そして今日から9月。

今朝は涼しい。昨日までの暑さがうそのよう。いっそコロナも何もかも、世界中の煩わしい事はすべて「うそだよ〜ん」てなことになってくれないものだろうか。

鷽鳥(うそどり)さん、よろしくお願いします。



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