3分間

草木染めでは染色と媒染の作業を15〜30分ずつ何度か繰り返すのだが、待っている15分は結構長い。

特にラスト3分間が異様に長く感じる。「3分くらいならいいか」と布を引き上げたくなる気持ちを必死に抑える。「この3分を待てなかったばっかりにしっかり染まらなかったら後悔するぞ。辛抱するのだ」と。

 

たかが3分、されど3分で、3分で状況が激変することを我々人類はしばしば経験する。

 

たとえばビーフストロガノフ。

グツグツグツグツ・・・レシピでは20分煮込むことになっているが、15分経ってもなかなかとろみが出てこない。「これじゃあビーフ&しめじスープだ」と焦りながら煮ていると、ラスト3分を切った頃から鍋をかき混ぜる杓文字がにわかに重くなり、とろ〜りとしたビーフストロガノフが出来上がる。

 

ウルトラマンは3分間一本勝負で怪獣をやっつける。カップラーメンに至っては3分間がなかったら食品として存在しない。

 

3分を軽んじる者は3分に泣く。3分を制する者は世界を制す。だが朝のふとんの中での「あと3分だけ」はどうしようもないのである。


甘くなかった

一昨日、「空もちゃんとカレンダーをめくったようで」などと柄にもないことを書いてしまったが、そんな似非詩人を嘲るかのように朝からぎらぎらの太陽が照りつけ、熱風がもわもわと漂っている。今年の残暑を甘く見てはいけなかった。

 

お詫びを込めて高原の爽やかな風を・・・

 

「野ばら」のドライフラワー。

「アトリエ・ド・フロマージュ」の味噌チーズを白ワインで。

もちろん朝からやっているわけではありません。昨晩の追憶です・・・念のため。


大河名場面SP〜独眼竜政宗〜

大河ドラマ「麒麟がくる」の収録ストックが切れたため、苦肉の策で始まった「戦国大河ドラマ名場面SP」。

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昨夜は歴代大河最高視聴率を記録した「独眼竜政宗」だった。

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伊達政宗を演じた渡辺謙さん(以後俳優の敬称略)が語る舞台裏秘話を交えながらの名場面の数々、懐かしかった。

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梵天丸もかくありたい・・・この台詞、流行ったなあ。

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実の母親に毒を盛られシーン。オンタイム、総集編の2回しか見ていないはずだが、記憶が鮮明に蘇った。

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小田原遅参のシーン。初対面のリアルさを出すために、渡辺謙は大先輩の勝新太郎の所に挨拶に行くのをディレクターから止められたとか。なるほど、あの名場面の裏にはそんなこともあったのかと今さらながら感心した。

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岩下志麻、大滝秀治、北大路欣也、津川雅彦・・・錚々たる俳優に支えられていたんだなあ・・・後藤久美子は当時なんと12歳だったのか・・・桜田淳子、ファンだったんだけどなあ・・・ご当地仙台だけあってさとう宗幸を出演させる粋な計らい・・・そうそう、いかりや長介も出ていたんだった・・・

 

いや〜、楽しかった。「独眼竜政宗」を見なかった人にはなんの面白みもない番組だったろうが、そのへんはNHKもきっぱり割り切っているのだろう。まさにオールド大河ファン感謝祭だ。

 

来週は「国盗り物語」・・・若い皆さん、居酒屋ではありません。ここまで遡ると視聴者のターゲットはかなり狭まってくると思うが、信長・光秀モノなら外せない傑作大河。「麒麟がくる」をご覧になっている若い方も必見です!

 

ちなみに月曜の夜は「太田和彦の居酒屋百選」(BS11)と「吉田類の酒場放浪記」(BS-TBS)の居酒屋リレーもたまらんち会長。


バス旅〜新章〜

昨日は6時半から9時まで晩酌をしながら伊豆の旅を楽しんだ。

 

太川陽介さんのバス旅が新しいスタイルで帰ってきた。

2チームに分かれ、路線バスを乗り継ぎながら、早さを競うのではなく、ゴール地点までにどれだけ市町村のチェックポイントをゲットできるかというゲームだ。

今回は伊豆半島。スタート地点の下田からゴールの箱根・芦ノ湖を目指す。

 

チェックポイントは観光名所やグルメスポットが設定されていて、その市町村に入った所で知ることができる。

蛭子さんがいないのは寂しいが、「陣、取られましたよ」というメールの着信音で参加している。

 

行ったことがある場所を見て懐かしみ、

まだ行ったことがない場所を見て行ってみたいと思う。

 

もちろん、お約束のこの場面も・・・

相変わらずいい飲みっぷりだ。

 

「太川バス旅」とテレ東お家芸の旅番組を合体したこの新企画。なかなか面白かった。

 

ただ、気にかかるのは、今回は伊豆半島だから西伊豆東伊豆の2ルートに分かれることができたが、一泊二日でこういうルートがそんなにあるかということだ。

 

まあ、新型コロナの影響でしばらくロケもできないだろうから、テレ東さん、じっくり陣取り合戦の舞台を考えて下さい。


菖蒲湯

実家に網戸の張り替えに行ったら、ご近所からの頂き物だと言って菖蒲の葉を持たされた。

 

5月5日、端午の節句には菖蒲湯に入る。菖蒲湯の強い香りは邪気を払うとされ、無病息災を祈る年中行事になっていったという。また「勝負」や「尚武」(武勇を重んじること)に通じ、葉の形が刀に似ていることから厄除けとして屋根や軒先に飾る風習が生まれたようだ。

 

散歩中に菖蒲の花が咲いていた。こいつぁ縁起がいい。

 

わくわくして朝風呂に入ると・・・

香りがしない・・・まったく。えっ?ひょっとしてコ・・?!

 

そこでネットで調べてみた。

 

菖蒲湯に使う菖蒲(しょうぶ)はなんとサトイモ科。葉はよく似ているが菖蒲(アヤメ)や花菖蒲とは別の植物だった。

 

ちなみに菖蒲(しょうぶ)の花はこちら。画像は日本薬学会のHPからお借りした。

アヤメやカキツバタとは似ても似つかぬお姿。水芭蕉の花がこんなだったような・・・水芭蕉も確かサトイモ科だ。

 

でも、コ・・コアラではなかったようだし、なんちゃって菖蒲湯に浸かったおかげで物置の大掃除で発症した腰痛が見事に治ったのでよしとしよう。

 

ダンデライオンといい、ここのところソクラテスもびっくりの無知の知である。


物置の大掃除

昨日5月3日は憲法記念日だったが、それとはまったく関係なく、物置の大掃除(大整理)をした。この脈絡のなさは緊急事態の真っ只中だというのに憲法改正を国会審議日程に上げるとか言っている呆れたお人と同じだが・・・。

 

経年劣化で数年前から雨漏りがひどく、おまけにネズミが入り込んだりして(なんとか撃退したが)、定年退職したら新調しようと計画していたのだが、ついに連休明けに実行に移すこととあいなった。

 

業者が来たら即解体撤去して新しい物置を組み立ててもらえるように片付けておかねばならない。2台分のスタッドレスタイヤ、肥料や培養土、スコップなどの園芸用品・・・このあたりはよいのだが、10年以上前に使ったペンキの残り、車を溺愛していた頃のカー用品(タイヤワックス、ピッチ・タールクリーナー、もはや色違いなので仕えないボディーワックス)、古いカーテンレール、もしかしたら使えるかもと取っておいたのかも知れない木片、旅先で拾ってきた松ぼっくり、それから何故かゴザ。なにより参ったのがネズちゃんたちの落とし物。なんであんなにあちこちにするのか、せめて一カ所にまとめてしてほしかった。さらにゴザの陰には一家団欒のあとと思われる大量の椿の実の食べかす・・・。こんなものを密な空間で吸い込んだ日にはコロナどころの騒ぎではないのでマスクをして息を止めてがんばった。というより、こんなになるまで放っておいた自分が悪い。

 

作業すること4時間。ようやく呼吸を再開して風呂に入って髪の毛を一本一本洗い、笑点を見ながらご褒美のエビスを立て続けに2缶飲んだ。生きている喜びを感じた瞬間であった。そして憲法改悪に反対します。とくにABくんの元では。

 

昨夜の大河ドラマ『麒麟がくる』で、息子義龍との一戦を決意した本木雅弘さん演じる道三が言った。

 人の上に立つ者は正直でなくてはならぬ。偽りを申す者は必ず人を欺く。

ABくん、観ましたか? あなたのことですよ!

 

写真は、ネズの落とし物ではあまりにあまりなので、脈絡もなくクラシック・プー。

 I'm busy doing nothing.

これぞ我が理想。しかし理想とはほど遠く、物置掃除で忙しかった・・・。

 


去年の今日は

今日は昭和の日・・・といってもサンデー毎日の我が身としてはもはや祝日の有難味は感じない。せいぜい「あぁ、今日はかみさんが休みか」くらいな感覚である。でも、今年ばかりは在宅勤務やら何やらでだいぶ様子が違うが・・・。

 

去年の4月29日は何をしていたのだろう?

 

こういう時に「日記」であるブログは便利だ。

 

そうそう、ムーミン谷に行っていたんだった!

飯能市にあるテーマパーク「ムーミンバレーパーク」。

子供連れに、我々のような第一次ムーミン世代(?)の熟年夫婦・・・ムーミン谷は密々。おさびし山ではなく「さわがし山」だった。

 

でも今年は休園。開園一年目にして大ピンチだろうが、ぜひとも踏ん張って、またみんなに夢を与えてほしい。

 

「新型コロナ、早く行っちまわないかなあ」

「もう少しの辛抱だよ。きっと」

「今年のGWは"ホームステー"だね」

「ちがうよ、ベイビー、"Stay home"さ。がんばっぺ!」


立て膝座り

先週のNHKの歴史居酒屋『知恵泉』で「戦国時代までは女性も胡座や立ち膝で座るのが一般的だった」と歴史の先生が解説していた。

 

高貴な女性の座り方は立て膝が正しい座り方で、そういえば立て膝座りの観音菩薩像も多い。正座は神仏への祈りの姿勢だったようだ。

 

大河ドラマ『麒麟がくる』では、光秀の母も家長である息子の前で立ち膝だし、帰蝶も夫・信長の前で立ち膝座りだ。大河ドラマで女性の立ち膝座りを採用したのはこれが初めてではないだろうか。最初は韓国時代劇を観ているようで若干違和感があったが、慣れると女性たちが凜々しく見えてなかなかいい。女性の正座が一般的になったのは江戸時代になってからで儒教の影響。身分の差をはっきりさせるためであり、男性も同様だ。

 

 

『麒麟がくる』、観ていらっしゃいますか? 昨日は斎藤道三と家督を譲った義龍の対決が決定的になった。帰蝶の絡みもいい。とにかく面白い。次回が楽しみ。ちなみに来年は渋沢栄一だそうで、そちらは全然楽しみではない(たぶん見ない)。大河は戦国時代だけやっていてほしい。


こけしマッチ

今日は掃除を頑張った。

 

たぶん皆さんも経験がおありだろうが、引き出しとか掃除していると、古い写真だとか、旅先の浮かれ気分で買って帰りそのまま放置されていた小物なんかが出てきて、その度に手が止まってしまい、捗らないったらありゃしない。

 

そういえばこれ、買ったよなあ・・・

そうそう、鳴子温泉だ・・・

 

「人生のともしび」ってフレーズがいい。

 

裏もいい仕事しているし。

 

で、マッチは・・・

一本一本手書き・・・

こういうの大好きだ。

 

ということで、今日の掃除はこのくらいで勘弁してやろう。


フィジカルディスタンシング

朝刊の「天声人語」を読むのが朝の日課になっているが、今朝は第一面下方のいつもの場所を一目見てなにか違和感があった。

内容を読んで合点がいった。今日は今世界中の人々が気にしている、人との距離が話題だった。題字の文字間も広げてみたそうだ。

 

こちらがいつもの題字。皆さんはどちらがお好きだろうか。

私は今日の字間。老眼のせいか断然見やすいし、高原のすがすがしさを感じて気持ちがいい。

 

草津に出かけて、観光客で賑わう湯畑であの湯の香りを思いっきり吸える日が一刻も早く訪れてほしい。



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