団十郎日記(15)

今朝はこれまでで最多の16輪咲いた。

前のように部屋に運んでずっと眺めていたいところだが、光合成ができなくなって団十郎たちにとっては迷惑だろうから、アンズの木の下の半日陰に移動したら、いい具合に「団十郎の小径」のようになった。何度も見に行ってしまう。

 

ここに椅子を持ってきてキンキンに冷えたビールをぐびっとやったらいいだろうなあ・・・やっちゃうか。


団十郎日記(14)

次郎、太郎に続いて三郎、四郎も開花した。

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大五郎にも小さな蕾がいくつもついているので、5兄弟揃い踏みを見られる日も近い。

 

「ふつうの朝顔」も一輪咲いていたので並べてみた。

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大きさもさることながら、花が放つ雰囲気もずいぶん違う。ちょっと二人の会話を聞いてみよう。

 

ふつうの朝顔「おはよう。朝から暑いね」

団十郎「おはようござりまする。今日はまた一段と暑くなるらしく、貴殿も熱中症にご注意下され」


団十郎日記(13)

人生初団十郎開花で有頂天になっているので、今日も団十郎の話題。

 

団十郎は朝顔にしてはずいぶん花持ちがいい感じがするので、直射日光が当たらない状態だったらどのくらい咲き続けるのか観察してみることにした。

 

午前6時。

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正午。観察を思い立ったのはこの時点。部屋の窓辺に置いた。室温は30℃。

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午後2時。

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午後5時。

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午後6時。

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午後6時半。団十郎を愛でながら晩酌。

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よっ、成田屋!

 

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午後7時半。さすがに萎れてきた。

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室温は29℃。

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午後8時。

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午後10時。下の花が「おばあちゃんの口」状態になったところで、もう眠たくてたまらない。これにて観察終了。

 

団十郎は花も葉も美しい。その上、花の持ちが抜群。すばらしい朝顔だ。


団十郎日記(12)

今朝は3輪咲いた。次郎が2輪、太郎が1輪。

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太郎の花はしわしわして花弁も切れている。バラにもよくあることだが、初花は養分が集中しすぎて花が乱れがちだ。2花目からはきれいに咲いてくれることだろう。

 

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団十郎、実に味わい深い花色である。ご存じのように「団十郎」という花名はこの色に由来する。江戸時代、二代目市川團十郎が十八番の『暫(しばらく)』で着用した海老茶色の素襖(すおう)が「団十郎茶」として大人気になり、似た色合いの朝顔を「団十郎」と呼んだらしい。

『暫』の主人公、鎌倉権五郎景政。画像は「成田屋 市川團十郎・市川海老蔵公式サイト」から拝借。

 

諸説あるようだが、品種として確立したのは明治時代半ば頃からのようだ。当時からなかなか手に入らない品種だったらしく、正岡子規も

 

  咲て見れば團十郎でなかりけり (明治32年)

 

という句を詠んでいる。団十郎だと思って大事に育ててきたのに花が咲いたら違っていた・・・相当がっかりしたのだろう。

 

朝顔愛好家の世界では、団十郎の花色の特徴を「濃茶無地 日輪抜け」と表すらしい。「日輪抜け」というのは花の中央が白く筒抜けになっているという意味。

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朝顔で品種を特定する際に大事なのは葉の形状と色。丸葉、並葉、蝉葉、蜻蛉葉、千鳥葉などいろいろあって、団十郎の葉は黄色の蝉葉で、略号では「キセ」。

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これが蝉葉。主片の両脇にある翼片が2つに分かれていて羽を広げた蝉のように見える。

 

ただし、同じ株でも全部が全部完全な蝉葉になるわけではないようで、

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このように一方の翼片だけが2つに分かれている葉や、

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分かれていない葉が混在している。もしかすると多少交雑しているのかもしれない。とにかく蝉葉があることが大輪の花になる条件のようだ。

 

ちなみに庭に勝手に生えてきた朝顔も一株育てていて、葉っぱはこんな感じだ。

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三尖葉(さんせんよう)とも呼ばれる並葉で、色も青々としている。

 

話をもどすと、団十郎朝顔の特徴を文字で表すと「キセ 濃茶無地 日輪抜け」ということになる。

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ちなみに同じ「濃茶無地 日輪抜け」の花色でも黄色い斑入りの蝉葉(キフセ)の朝顔があって、2000年に作出された「新団十郎」という品種。

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バラと同じく朝顔の世界も奥が深く、知識を得た上で改めて見ると一層味わい深い。


団十郎日記(11)

我が家の団十郎が開花した!

 

昨日、8月2日の様子をお伝えしたばかりだが、開花直前の蕾が潜んでいたようだ。

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記念すべき第一花の栄誉を手にしたのは次郎。太郎、三郎、四郎、大五郎も負けじと開花してくれることだろう。

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3年前に千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館・くらしの植物苑の『伝統の朝顔展』で初めて実物を見て感激したが、まさか我が家で育てた団十郎を鑑賞できるとは・・・感無量。わざわざ種を送って下さった妻の元同僚に心から感謝。

 

いつまででも眺めていたいし、眺めていられる・・・晴耕雨読の身ならではの贅沢。やなぎ妻は「何時頃まで咲いているのかなあ」と未練タラタラで出勤していった。

 

上の写真は朝6時半に撮影したもの。下は2時間経過した8時半の様子。

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羽化したばかりの蝶が羽を伸ばすように、団十郎の花弁も伸びてきた。

 

一句捻りたいところだが、全く浮かばない。

 

 団十郎 ああ団十郎 団十郎


団十郎日記(10)

8月に入った団十郎5兄弟の様子。

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3本ずつ伸ばしている子ヅルの1本目は行灯の最上段に達して一回りしたので摘心してツル止め。生長エネルギーを蕾に回し、大輪をさかせてほしい。大五郎もあっという間に兄たちに追いついた。

 

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待望の蕾!

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開花はいつ頃だろう。バラもそうだが、期待に胸を膨らませながら蕾を眺めるのがなんとも楽しいひと時である。


団十郎日記(9)

7月半ばを過ぎた我が家の団十郎5兄弟。

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太郎、次郎、三郎、四郎は1本目のツルが行灯の2段目まで絡んでいる。

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放っておくと上へ上へと伸びるので、

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横へ優しく誘引する。

 

こちらは大五郎。

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6枚目の上で摘心した後、5枚目の脇芽が1段目に絡み出した。

 

8月の開花が待ち遠しい。


団十郎日記(8)

大五郎を7号鉢に定植した。

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名前負けせずにたくましく育っている。

 

太郎はじめ、他の兄弟たちもほぼ順調だ。

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「ほぼ」順調というのは、6枚目の葉の上で摘心したあと、4枚目と5枚目の脇芽は順調に伸びてきたが、3枚目の脇芽が伸びてこないのだ。

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なにしろ初めてのことなのでこの先どうなるのか全くわからないのだが、わからないなりに観察しながら育てるのが園芸の楽しみというものだ。

 

園芸は楽しい。

 


団十郎日記(7)

太郎、次郎、三郎、四郎は本葉が8枚出たので、6枚目の上で1回目の摘心を行った。

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このあとは3,4,5枚目の葉の脇芽を伸ばしていくことになる。

 

湯治に出かけている間にまたしても虫に葉をやられてしまった。自分たちだけいい思いをして団十郎たちには申し訳ないことをした。

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土に潜んでいるとしか思えないので、急いでオルトラン粒剤を撒いた。

 

大切に育てているものに限って虫にやられる。バラもそうで、ステムがすらりと伸びてコンテストに出せば賞が狙えるかも、と思っているといつの間にかバラゾウムシに鼻首を刺されて萎れていたりする。まったく嫌がらせとしか思えないのである。

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団十郎また然り。ここまですかすかに食べられるとかなりのダメージだが、なんとか持ち堪えてほしい。

 

大五郎は本葉3枚目が展開中。

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もう少ししたら本定植だ。


団十郎日記(6)

団十郎5兄弟のうち、太郎、次郎、三郎、四郎を本鉢に定植した。

 

市販されているプラスチック製の行灯では味気ないので、先週2日がかりで作っておいた。

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鉢は7号のスリット鉢。素焼き鉢の方が趣があるが、スリット鉢の根張りの良さはバラで実証済み。強風でも転倒しにくく、行灯も立てやすい。

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土は市販の培養土に赤玉土(小)、牛糞、腐葉土をブレンドしてみた。

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本葉が5枚出揃って6枚目も展開中。ポットの底穴から根も見えたのでジャストのタイミングだと思ったが、もう2日後くらいが良かったかもしれない。

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でも、気温25℃、小雨という作業しやすい天気なので実行に移した。

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狭いポットから解放されて気持ちよさそう。

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太郎、完成。

 

次郎、三郎、四郎と順番に作業して、めでたく本鉢定植終了。

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末っ子の大五郎を囲んで記念撮影。



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