やなぎ夫婦の2022〜23年大晦日&三が日は・・・
2022年大晦日の夜:食材から鍋・食器まですべてやなぎ妻が用意。一昨年のような義母の電話攻撃(「母が認知症になった・第104話」参照)もなく、スムーズに準備完了して妻の実家できりたんぽ鍋パーティー。母も美味しそうにたくさん食べてくれて和やかな年越し。母の愛犬チョコも大喜びだったが、徐々に母のお年玉攻撃が激しくなってきたので20時半に撤収。家に戻って飲み直す。やなぎ妻は疲れが出たようで除夜の鐘を待たずに就寝。やなぎはだらだらと飲み続け、さだまさしが始まるのを見届けて寝る。
2023年元日:昼前に年賀状が届いたらしく、義母の年賀状攻撃が激しい(母が認知症になった・第105話」参照)。17時半におせち料理を持ってやなぎ妻の実家へ。草津のホテル・ヴィレッジから取り寄せた(11月にやなぎが一人で草津の隠れ家に行った時に注文してきた)和洋中の三段重、美味しい! 三人で証拠写真を撮って(「母が認知症になった・第107話」参照)めでたくお開き。申し訳ないが義母に届いた年賀状はこっそり持ち帰って年賀状攻撃は強制終了。
2023年1月2日:やなぎ妻がいつものファミレス・夢庵に母を連れて行って認知症の薬を飲ませた後、夕刻やなぎの実家へ。私やなぎはおせちをつまみながらひたすら持参した酒を飲み、母の相手はうそワイン「ワインの休日」を飲みながら妻がしてくれた。申し訳ない。21時撤収。
そして昨日、1月3日:妻と実家の母と三人で利根川向こうの取手にある寺に初詣兼父の墓参に行き、その足でメヒコ守谷店(正式には「メヒコ守谷フラミンゴ館」というらしい)に昼食を食べに行った。11時半過ぎに店に入り、席に通されるまで40分くらい待ったが、そのあと店に入りきれない程ぞくぞくと人が来ていたからラッキーと言っていいだろう。
ご存じの方もおられると思うが、メヒコの売りはフラミンゴ(水族館バージョンもある)。何羽いるのだろう。数えなかったが上の写真の倍はいた。フラミンゴが餌をついばんだり、居眠り(?)したりするのを見ながら食事を楽しむのがメヒコの流儀。
小学生の一時期、私やなぎはいわき市の平に住んでいて、ちょうどその頃にメヒコの第1号店がいわき市内に誕生した。当時は小さな店でフラミンゴの数もずっと少なかったが、家族5人で出かけてカニピラフを食べるのが子供にはこの上なく贅沢で楽しい時間だった。
母と妻は創業以来の伝統を持つカニピラフ。私は子供の頃の思い出詰まったカニピラフを裏切ってウニグラタンを頼んだ。さあ、この選択は正しかったのか・・・
まずはズワイガニのサラダ。
三人で取り分けてもこの量。野菜も新鮮で美味しかった。
カニピラフは殻付きと剥き身があって、殻付きの方がバエるけれど面倒なので二人は剥き身を選択。
こちらが蒸しウニと生ウニが載っているウニグラタン。
結論から言うとカニピラフ(ちょっと食べさせてもらった)の方が圧倒的に美味しかった。ウニグラタンが不味いわけではなく、さすがは伝統の逸品、味の貫禄が違うのだ。やなぎ妻に「ほらねっ」としたり顔をされたが、まあ、ウニに目がくらんだのだから仕方ない。
蟹クリームコロッケ。大きいので妻と母は半分ずつ、私は男の子なのでまるまるひとつ頂いた。
コロッケグランプリで2回金賞を受賞しただけあって美味しかった。
食後のコーヒーまで、この三月には92になる母もほぼ完食で、春のお彼岸にはまた来ようと喜んでいた。その時は迷わず「ズワイガニサラダ&蟹クリームコロッケ&カニピラフ」でいこうと思う。
ということで、孝行夫婦の年末年始は無事終了したのであった。