アンズ満開
我が家のアンズが満開だ。
去年深めに剪定したので今年はやや花数が少ないけれど、真っ青な空に淡いピンクが映える。
今日は午後から天気が急変するらしい。年に一度の花だ。散らずに頑張ってほしい。
- 2024.03.20 Wednesday
- 庭だより
- 07:59
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- by やなぎ
我が家のアンズが満開だ。
去年深めに剪定したので今年はやや花数が少ないけれど、真っ青な空に淡いピンクが映える。
今日は午後から天気が急変するらしい。年に一度の花だ。散らずに頑張ってほしい。
庭の西の端。朝の数十分しか陽が当たらず、植物には過酷な場所に作ったクリスマスローズコーナー。
3年前はこんなだったが・・・
クリスマスローズたちもここを気に入ってくれたようだ。
早春からバラが開花前まで咲き続け、そのあとはグリーンで地面を覆ってくれる。我ながらいいコーナーになったと自画自賛。
間もなくスノーフレークやムスカリ、ガーデンシクラメンが加勢する。
アンズが開花した。
昨年は我が家観測史上最速の3月9日の開花だった。この冬の暖かさから、昨年の記録を上回るかと思われたが、2月下旬から3月上旬の冬将軍の悪あがきで例年並に近い開花になった。
昨日は春の暖かい日射しの中、義母の四十九日の法要と納骨も無事終了。これからしばらくはぽかぽか陽気が続くようで、満開のアンズの中をミツバチにぶんぶん飛び回ってもらい、6月にはたくさん実をつけてほしいものだ。
一昨日、見頃を迎えたクリスマスローズを切って花瓶に生けた。(葉ものはローズマリー)
天気予報どおり、昨日は冷たい雨。三寒四温の「三寒」の番になったようで、部屋に飾ったのは正解だ。
クリスマスローズはうつむいて咲くので地植えだと這いつくばって覗き込まなければ蕊が見えない。下を向いて咲くのは開花期の都合、大事な花粉を雨や雪から守るためだそうで仕方ないのだが、花瓶に生けてあれば一杯やりながらきれいな花を愛でることができる。
このクリスマスローズはこのあとドライフラワーにする予定。
我が家のクリスマスローズ(ヘレボルス)が見頃を迎えている。
先週、古い葉を取り除いておいたので花がよく見える。
もう少し上を向いて咲いてくれるといいのだけれど、これもクリスマスローズの趣だろう。
今日は昼過ぎにはまた冷たい雨が降る予報。せっかくの花だからほどほどにしてほしい。
二日がかりで地植え・鉢植え120本のバラの冬剪定を行った。
剪定バサミは"剪定バサミ Makino Edition"。牧野富太郎博士が愛用していたドイツ・ヘンケル社製の復刻版で、昨秋に高知県立牧野植物園ミュージアムショップからネットで買ったもの。飾りじゃないのよ、ハサミは・・・ということで使ってみた。
今まで使ってきた剪定バサミは新潟県三条市のもので切れ味鋭く気に入っているが、ドイツ製のこのハサミは独特なバネのせいか滑らかな切り心地で、いつまでも作業していたくなった。
ピラミッド型に充実した今にも動きそうな芽の上で切るというのがセオリーだが、ご覧のように今回は敢えてまだ充実していない芽を選んだ。まだ二月だというのに四月並みの気温で、へたをするとGW前に咲いてしまいそうだからだ。やはり五月中旬までは春バラを楽しみたい。
バラの開花は積算温度次第。果たして目論見どおり咲いてくれるかどうか。
ネーブル、不知火、金柑、アンズの剪定、アジサイの枯れ葉の片付けなどやること満載、野村萬斎。忙しくも楽しいガーデニングシーズンの到来だ。
ピーピー ピーピー 鳥たちが金柑の取り時を教えてくれた。
2本もあるのでやなぎ妻と1本ずつ担当した。
チョコの手も借りたいほどだが、チョコは寝ている。
いっぱい取れた。ここからはやなぎ妻の仕事。
早速金柑ジャムを作った。瓶詰めしたばかりの熱いジャムはこうして逆さにする。蓋からの空気の侵入を防ぐとともに、瓶の中の膨張した空気が収縮して蓋を吸引して防かびになるそうだ。
使用したのは500g、まだ山のように残っている。もう何瓶か作るとしても、金柑好き、ジャム作りが好きな人にもらってもらうしかないか。
冬薔薇(ふゆそうび)を詠んだ句はたくさんあるが、高浜虚子のこの一句はその本質を素直に表しているのではないだろうか。
冬薔薇一輪風に揉まれをり
うっかり咲き残ってしまった一輪のバラが北風に揺れる様が目に浮かぶ。
屋外で冬薔薇を撮影するのは骨が折れる。防寒着で身を固め、冬装備万端、意を決して庭に出る。シャッタースピードを調整して風を表現する技術は持ち合わせず、ひたすら無風の瞬間を待つ。構図を決めて焦点を合わせ、シャッターを半押しにして待っているといつまで経っても風がやまない。ところが、待ちくたびれてカメラを置いた時に限って風がやみ、慌ててカメラを構えるや嫌がらせのように吹き始めるのである。
これはやっとの思いで撮った「ホット花巻」。中輪房咲き系のバラで、岩手県花巻温泉にある花巻温泉バラ園で作出された。オンシーズンにはもっとピンクが強いが、日射しが弱い冬の季節だとこんな和の趣の花になる。
一句捻ろうと唸ってみたが捻ったのは首だけ。せめて写真で湯の里出身のこのバラのほっこりした雰囲気を表現しようとしてみたがどんなものだろう。
もうずいぶん前になるが、国際バラとガーデニングショウでやなぎ妻がホット花巻を使った盛り花を出品したところ、たまたま来場していた作出者の伊藤幸男さんに喜んで頂いたことがある。花巻温泉の柔らかな湯、花巻温泉バラ園にある宮沢賢治設計の日時計花壇・・・眺めていると出で湯の如く思い出が湧き出す冬薔薇だ。
冬薔薇(ふゆそうび)が寒空に映える。
冬薔薇は晩秋に開花した、もしくは開きかけた花が冬になっても咲き残っているバラをいう。寒風に耐える健気な様から冬の季語にもなっているのだが、「冬薔薇は冬に咲くバラの品種」などと書いているとんでもないサイトを見つけると、ブログをやっていながら言うのも申し訳ないが、web上の情報を鵜呑みにしてはいけないと改めて思う。バラは好き好んで真冬に咲く植物ではない。
ところが今年ばかりはそんなサイトに呆れていられない状況だ。
この花は暮れの時点では過去の経験上、絶対に開くはずがない硬い蕾だった。第一、ひと昔前には葉がこんなに青々と残っていなかった。
震災に追い打ちをかけるような寒波は困るけれど、地球温暖化はなんとかしなければならない。そうでないと「冬に咲く品種のバラ」が本当に誕生しかねない。
庭をぶらりとしていたら、フェンス際でクリスマスローズ(学名ヘレボルス)が1輪咲いていた。
例年、2月下旬から3月に見頃を迎えるのだが、今シーズンはもう少し早いかもしれない。
ミニスイセンもいつもの場所から顔を出した。
狭い庭ではあるけれど、ちょっとした季節の変化を発見するのもガーデニングの密かな楽しみだ。