苔の盆栽

コケのミニ盆栽を作ってみた。

 

使用したコケは、ホームセンターで購入したホソバオキナゴケとウマスギゴケ、それに車庫の屋根に生えていたギンゴケ(たぶん)。

あ〜、楽しかった。


探検

お盆休み、山の緑があまりにもきれいなのでちょっと探検してきました。

珍しい蝶が舞っています。

あれ、左上方の茂みの中にパンダらしき動物が見えます。

こんなことやってていいのかなあ・・・

それにしても苔はきれいだ。

 


苔 before - after

苔テラリウムを作っていて、遠い記憶が蘇ってきた。

 

転勤族だった我が家は二年おきくらいに引っ越しをしていた。私は幼稚園を2園、小学校を4校、高校も2校経験した。友達が出来ては転校、また慣れてきては転校で子供なりに大変だったが、その土地土地の気候、文化、人柄、食べ物、観光名所に触れられて、それなりに楽しくもあった。

 

けれども小学校6年生2学期での転校は結構きつかった。修学旅行も終わっていてクラスの友達関係も完全に固定していた。東京の学校なので中学受験をする子も多く、なんとなくギスギスしている。おまけに福島県いわき市から転校してきたので知らないうちに独特のイントネーションが身についていて、国語の時間、当てられて音読する度にクスクス笑われる。よくぞ不登校にならなかったものだと、あのときの自分を褒めてあげたい。

 

そんな時、借り上げ社宅の狭い庭の片隅で、飼っていた犬のシロを撫でながら、たまたま目に入ったのがコケだった。父が作った松の盆栽をまね、空き瓶のふたにコケを2種類盛り付けて悦に入っていた・・・ような記憶がある。ペルシャ絨毯のような滑らかなコケと、もうひとつはゼニゴケだったと思う。

 

かなりくら〜い過去なので今の今まで誰にも話したことがなかった・・・というより完全に忘れていたが、今、ここでカミングアウトだ。ちなみに直に友達が出来てコケ盆栽は忘れ去られてしまったのだが。

 

というわけで、「私はコケボーイだった」と声高らかに宣言しよう。

 

コケはすごい。一見枯れたかに見えても、霧吹きで水を与えると・・・

 

Before

After

 

Before

After

 

Before

After

 

私の場合は、霧吹きの代わりに湯上がりのビールと日本酒だ。

はい、

Before

・・・

After

・・・


苔ワールド

昨今はコケがじわじわとブームで、「コケガール」とかいうお嬢様方もおられるとか。

 

コケブームがいつから巻き起こったのかは知らないが、我々夫婦でコケが話題になったのはかなり前だ。

 

軽井沢からの帰り道、雨上がりの碓氷峠(国道18号線の旧道)を走っていて、やなぎ妻が道路脇のコケに感嘆の声を上げたのがはじめだったと思う。雨に濡れたコケが輝いていた。バラとコケのコラボなど、夢物語をしながら峠を下った記憶がある。

 

下の写真のコケ、先方の迷惑になるといけないので詳しいことは明かせないが、やなぎ妻が銅葺き屋根に生えているコケに目ざとく気づき、許可を得て頂いてきたものである。

コロニーを形成しているようで、数種類のコケが共生しているように見える。

これはスナゴケ。

銅葺き屋根に生えていたところからして、もしかすると銅ゴケの一種、ホンモンジゴケもあるだろうか。

 

なんという美しさ・・・もはや小宇宙だ。

打ち出の小槌で小さくなって、この中に入ったらどんなだろう。

 

オランウータンよろしく森の主となってのんびり暮らすか。はたまた樹海に迷い込み、屍となるか。

コケはあくまで奥深い。


苔テラリウム

苔テラリウムを作ります。

 

準備する物: コケ(今回は3種類)、土(ハイドロカルチャー用の土+籾殻くん炭少量)、小石、高級ヨーグルトとか高級プリンが入っていた空き瓶(別に「高級」でなくても可)、ピンセット、割り箸、ハサミ、霧吹き

コケの裏側の土などを払い落とし、水洗いします。カビや腐敗防止です。

空き瓶に土を入れ、霧吹きで湿らせます。

庭師になったつもりで、ハサミでコケを適当な大きさに切ってピンセットで瓶の中に入れます。ピンセットから離すとき、割り箸で押さえると楽です。

植え終わったら霧吹きをして完成です。

小石を用意しましたが、3種類のコケだけで世界ができあがったので、結局使いませんでした。

 

ルーペで見るとシダのような形をしているのが「シノブゴケ」で、うちの庭に生えていました。あと2つは、某所からお許しを得て頂戴してきた「スナゴケ」。それに実家の裏庭に生えていた「ギンゴケ」(たぶん)。

コケテラリウムのこけら落とし。美しい・・・そして癒やされます。

 

職場に持って行ってデスクの片隅に置こうと思います・・・コケにされようが、コケジイと言われようが、これで頑張る所存です。


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