新・水戸黄門 第一話

BS-TBSで「水戸黄門」が始まった。本当は地上波で、と言いたいところだがわがままは言うまい。

 

 

武田鉄矢黄門さまはどうだろうと恐る恐るチャンネルを回した(押した)ところ、う〜ん・・・なかなかいいではないか。キャストは一新したが、プロット、BGM、醸し出す雰囲気・・・すべて昔のまま。安心した。

 

武田鉄矢さんらしい、四字熟語のレクチャーは定番になるのかな。

 

話はお決まりの西山荘に始まったが、地上波時代はオールクリアで義賊・風車の弥七の登場からである。う〜ん、新鮮。

 

お〜っ、懐かしいこのアングル。

 

乾ききったスポンジが吸水する如く、心が満たされていく・・・。

 

訪れた地の特産品の紹介をさりげなく出すのも憎いじゃないですか。

これは今回の舞台、いわき・小名浜港で上がるメヒカリだ。

 

たまらんち会長。

 

スポンサーのひとつ、マルちゃんのこのCMには笑ってしまった。

 

番組最後の「弥七が行く!〜東北のいま〜」コーナーもなかなかいい試み。

 

夜7時というのは勤め人にとっては非常に厳しい時間帯だが・・・

 

よし決めた。毎週水曜日はノー残業デー、誰に何と言われようが定時に退社しよう。


水戸黄門諸国漫湯記 第八話〜浅間温泉〜

御老公一行は信州は松本の奥座敷、浅間温泉を訪れた。老舗の菊之湯は二代目黄門の故西村晃さんの定宿でもあった。

御老公「西村黄門は上品な黄門さんでしたな。」
お銀「やなぎ夫婦も大賞をとったことだし、朝まで飲み明かしましょうか。」
八兵衛「そんなたいしょうなことじゃありませんって。」

格さん「こら、八兵衛!」
八兵衛「こりゃ うっかりだ。」


浅間温泉菊之湯


水戸黄門諸国漫湯記 第七話〜有馬温泉〜

ご老公一行は日本三古泉のひとつ、有馬温泉を訪れた。有馬温泉は含鉄ナトリウム塩化物強塩泉の「金泉」と炭酸泉・ラジウム泉の「銀泉」を楽しむことができる天下の名湯である。

ご老公「いい湯ですな。さすがは秀吉公が太鼓判を押しただけのことはある。」
格さん「太閤だけに。」

助さん「金湯入ったり、銀泉入ったり、長湯しすぎて少々湯疲れしてしまったようだ。」
八兵衛「ありまぁ。」


有馬温泉・太閤秀吉像

水戸黄門諸国漫湯記 第六話〜熊の湯温泉〜

ご老公一行は志賀高原・熊の湯温泉を訪れていた。

助さん「実に見事な緑色の湯だなあ。」 
八兵衛「まるでバスクリンを入れたみたいですね。」
弥七「いやあ〜、きれいな湯舟だなあ。」
Mike「これがほんとのバス・クリーン、なんちゃって。」

ご隠居「彼は本当にアメリカ人なのですかな?」
格さん「そう仰られても私としてはクマってしまいます。」
Mike「熊の湯だけに。」

ご隠居「そうそう、もうすぐメーデー。ここはベアと行きたいところですな。」
Mike「熊の湯だけに。」


熊の湯ホテル

水戸黄門諸国漫湯記 第五話〜明礬温泉〜

別府・明礬温泉を訪れたご老公は病の床にあった。

助さん「お風呂はいかがされますか。」
ご老公「残念じゃが、明晩にしておきましょう。」
格さん「インフルエンザでは仕方ありません。」

ご老公「医者の薬のおかげで悪寒がとれたからお燗でもつけてもらいましょうかな。」
お銀「でもこのアリメジンシロップという薬、注意書きにアルコールを飲むと大変なことになるって書いてありますよ。」
ご老公「・・・寝るとしますか。」 

水戸黄門諸国漫湯記 第四話〜嬉野温泉〜

ご老公一行は肥前国、嬉野(うれしの)温泉を訪れた。嬉野温泉は奈良時代初期に編纂された『肥前国風土記』にも記されている古湯である。

助さん 「ようやく嬉野温泉が見えてまいりました。」 
ご老公 「うれしいのぉ。」

八兵衛 「佐賀県だけにずいぶんさがしましたね。」
弥七 「おい八、まだ江戸時代だから佐賀県はないよ。」
八兵衛 「こりゃ うっかりだ。」


画像は嬉野温泉椎葉山荘しいばの湯

水戸黄門諸国漫湯記 第三話〜鳴子温泉〜

ご老公一行は奥州三名湯のひとつ、鳴子温泉を訪れた。


鳴子温泉・滝の湯

格さん「助さん、いい湯だなあ。」
助さん「うん。さっきまで泣いていたあの子も泣き止んだ。」
八兵衛「泣く子も黙る鳴子温泉ですね。」

ご老公「八兵衛、逆じゃよ。鳴子温泉にはこんな伝説があるのじゃ。その昔、源義経公が平泉に落ちのびる途中、北の方が亀割山で亀若丸を出産した。敵に気付かれることを恐れた弁慶が泣かないように諭すと泣かずに我慢していた亀若丸が、尿前の関を越え一段落したこの地で産湯をつかったところ、初めて産声をあげたことから「啼く子」、いつしか「鳴子」と言われるようになったそうじゃ。ついでに言うとな、尿前の関は亀若丸がそこで初めて尿をしたことから尿前(しとまえ)の関と名が付いたのじゃよ。」

弥七「うんちくはそのくらいにしとまえ。」

ご老公「弥七、何か言いましたかな?」


尿前の関
 


水戸黄門諸国漫湯記 第二話〜日光湯元温泉〜

日光東照宮を詣でたご老公一行は日光湯元温泉に足を伸ばすことにした。

ご老公「神君家康公のご威光がサンサンと降り注いで良い旅になりましたな。」
八兵衛「日光だけに。」

お新「おまえさん、あのお山は何たい?」
弥七「男体山、って、おまえ、知ってて聞きやがったな。袋田のフクロウもそうだった。」
お新「何言ってんだい。かざぐるまばっかり飛ばしてるから、頭までクルクルしちゃったんじゃないかい?」

Mike: Nikko is very nice.  Cock-a-doodle-doo.
Jane: Are you crazy?

格さん「助さん、さっきあの男に何教えてたんだ?」
助さん「うん、『日光けっこうコケコッコウ』というシャレた文句をな。」
格さん「いいかげんにしろ。またけんかしてるじゃないか。」

お銀「あちこち戦場ね。」
八兵衛「戦場ヶ原だけに。」

ご老公「わだかまりは洗い流して、早く温泉に行きましょう。」
八兵衛「せ、洗浄ヶ原だけに。」

日光湯元温泉では皆湯に浸かり、ほっこりしたのであった。 


画像は日光湯元温泉・板屋


*お知らせ: 先週のクイズ「第一話でおやじギャグはいくつあったでしょう?」の正解は「7つ」でした。たくさんのご応募ありがとうございました。


水戸黄門諸国漫湯記 第一話〜袋田温泉〜

お待たせしました。サーバー変更で立ち消えていた「温泉おやじギャグ」が帰ってまいりました。しかも「水戸黄門・諸国温泉漫遊記」となってグレードアップしての再登場。月曜の夜は「水戸黄門」でお楽しみください。記念すべき第一回は2時間スペシャルでお送りします。


初回は水戸藩内から始まるのが決まりで、ご老公一行は水戸藩内の袋田温泉を訪れた。
袋田温泉は、華厳ノ滝・那智ノ滝とともに日本三大名瀑のひとつに数えられる袋田ノ滝の近くに湧く温泉だ。


画像は袋田温泉・思い出浪漫館

ひと風呂浴びたご老公一行は、名所、袋田の滝を視察した。

ご老公「いつ見ても名瀑じゃのう。」
助さん「さようにございます。米国人夫婦も来ておるようです。」

Mike: Oh, Mam’s there!
Jane: Nonsense!  Your boring jokes always irritate me.

お銀「格さん、なんて言ってるんです?」
格さん「旦那が『おふくろだ!』っておやじギャグとばしたら、奥さん、怒ってるみたいだ。」
ご老公「名瀑の脇で迷惑なことじゃ。」

お新「あの鳥は何かしら?」
弥七「ふくろうだ。」
八兵衛「ほー。」

ご老公「おお、こんにゃくを売っておる。奥久慈のこんにゃくは水戸藩に欠かせぬ財源じゃ。買って帰るといたそう。」
お銀「いつ召し上がるのですか?」
ご老公「こんにゃ食う。」

その夜の西山荘はこんにゃくパーティであった。フランス人のカトリーヌも招かれてコニャックを飲んだ。ご老公付の家老・山野辺兵庫が苦りきった顔をして豆腐を食べていたのは言うまでもない。

つづく


さてここで問題です。今回の第一話でおやじギャグはいくつあったでしょう。昔、本家「水戸黄門」のスペシャルでたまにやったクイズのまねです。懐かしいですね。ただし、当たっても何も出ません。正解は第二話にて。


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