のらぼう菜
散歩途中、農家の無人直売所でのらぼう菜(野良坊菜)を売っていた。珍しい野菜で我々夫婦もまさにこの日の朝、NHK「おはよう日本」で知ったばかり。アブラナ科であきるの市など西多摩地区を中心に江戸時代から栽培された野菜で、痩せた土地でも育ち、天明、天保の大飢饉ではのらぼう菜が人々を飢えから救ったという。ビタミンやβカロチンを豊富に含んでいるらしい。
覗いているところにちょうど売り主の方が来て食べ方を教えて下さった。癖がないのでどんな調理法でも楽しめるけれど、ベーコンといっしょに炒めると特に美味しいそうだ。根元近くの紫色の茎はポリフェノールいっぱいなので残さず食べてくださいとのこと。一袋100円は農家直売所ならではの価格だ。
やなぎ妻がのらぼう菜&ベーコンのスパゲティーを作る。
ニンニク、ベーコン、鷹の爪と合わせて炒める。
きれいな緑色だ。
茹でたスパゲティーと混ぜ合わせてできあがり。
これ、美味しい! のらぼう菜は甘味があってしゃきしゃき感と若干のぬめり気を楽しめるのがいい。この「ノラボーナ・スパゲティー」1,200円出しても食べたい。また買ってこよう。
ちなみに「のらぼう菜(野良坊菜)」という名前の由来については諸説あるようなので、気になる方はネット検索してみて下さい。
- 2024.03.19 Tuesday
- 食べ物
- 08:17
- comments(2)
- -
- -
- -
- by やなぎ